1. トップ
  2. 看護記事
  3. すべての連載
  4. こんなときどうする? 採血・注射・輸液の困難ケース攻略法

こんなときどうする? 採血・注射・輸液の困難ケース攻略法

記事数:3

何年経っても看護師がニガテとするのが採血・注射・輸液の手技。その理由は、子どもから高齢者まで、さまざまな状態の患者さんに対応しなければならず、うまくできなかった体験を多くの人が持っているからではないでしょうか。
このようなケースに対する不安を解消するため、困難ケースへの攻略法を解説します。

「こんなときどうする? 採血・注射・輸液の困難ケース攻略法」の記事一覧

3件/3件

知っておきたい! 採血・注射・輸液攻略のための4つの心得

心得1 基本と原則はやっぱり大切!  どんなに難しいケースでも、手技はやはり基本と原則に忠実に行うことに尽きます。例えば、解剖生理学を頭に入れておくことは、基本中の基本。上手な人ほど頭の中で血管や神経の走行をイメージして、指先の感覚を研ぎ澄ませて血管を探しています。また、手

2025/6/30

【採血・注射】血管が逃げる・動くときに使える2つのテクニック

攻略法1:血管の脇から穿刺する  太くてしっかりと浮き出て穿刺しやすそうな血管なのに、針を刺そうとするとプリンッと横に逃げてしまうことがあります。その原因の1つとして、筋肉量が減少し、脂肪や軟部組織と一緒に血管が動きやすくなることが考えられます。このような場合、皮膚ごと血管

2015/2/24

【採血・注射】血管が見えない! そんなときに使える2つのテクニック

攻略法1:解剖生理を理解し、触って探る  このようなケースに対応するには、基本となるのが解剖生理学をしっかりと理解しておくことです。 まずは、血管が太くて安定した血量のある「橈側皮静脈」「尺側皮静脈」「肘正中皮静脈」を狙うのがよいですが、注射部位周辺の皮膚の下の血管や神経の

2014/6/1