「摂食・嚥下障害の基礎知識」の記事一覧
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摂食嚥下障害の看護|原因、検査、摂食嚥下リハビリテーション(嚥下訓練)、看護計画
摂食嚥下障害とは 食物を口から取り込み、食道を通って胃に送り込む一連の動きを摂食嚥下といい、次の5期に分類されます。 ①先行期:視覚、嗅覚、触覚などで食物を認知し、口に運ぶ段階 ②準備期:口腔内に取り込んだ食物を咀嚼して唾液と混合し、嚥下しやすいよう食塊を形成
第4回 誤嚥と誤嚥性肺炎の予防―不顕性誤嚥を例に
本連載では、摂食嚥下障害を初めて学ぶ方も理解できるよう、摂食嚥下障害の基本とともに、臨床症状や実際の症例を通じて最新の嚥下リハ・ケアの考え方を解説します。 「ムセ」=誤嚥性肺炎? 「これまで一度も誤嚥をしたことがない」という人はいないでしょう。食事中に
第2回 摂食嚥下障害の原因となる疾患
本連載では、摂食嚥下障害を初めて学ぶ方も理解できるよう、摂食嚥下障害の基本とともに、臨床症状や実際の症例を通じて最新の嚥下リハ・ケアの考え方を解説します。 摂食嚥下障害の原因疾患とは? 摂食嚥下障害(嚥下障害)は「病名」ではありません。そう言われると違
第1回 摂食嚥下障害とは
本連載では、摂食嚥下障害を初めて学ぶ方も理解できるよう、摂食嚥下障害の基本とともに、臨床症状や実際の症例を通じて最新の嚥下リハ・ケアの考え方を解説します。 はじめに みなさんの病棟・外来に摂食嚥下障害(嚥下障害)の患者さんはおられませんか? おそ
加齢が摂食・嚥下にもたらす「4つの悪影響」
治療をスムーズに進めるため、あるいは安全・安楽に支援するために、高齢者特有の症状や機能低下について解説します。今回は、「加齢がもたらす悪影響」です。 影響1 嚥下筋の筋力が低下する →嚥下障害(むせ・誤嚥)/誤嚥性肺炎 嚥下では、口腔期、咽頭期、