「厚生行政ニュース」の記事一覧
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[医療提供体制] 電子処方箋「現時点で導入予定なし」4割超 厚労省
厚生労働省は3日、電子処方箋システムを導入していない病院の4割超が「現時点で導入予定はない」と答えたとする調査結果を公表した。電子処方箋を未導入の理由としてはシステムの導入や改修コストが高いことを挙げる病院が最多だった。 電子処方箋の運用を開始済みの病院は2月1日現在で全体の5

[医療提供体制] ICT基金による電子処方箋の導入補助を9月まで延長 厚労省
電子処方箋の導入に関する政府の目標を見直し、新たな目標は夏ごろ決めるとしている。この見直しを踏まえ、厚生労働省は「医療情報化支援基金」(ICT基金)による電子処方箋の導入補助の対象期間を9月まで延長する。同省が3日に開催された「電子処方箋推進会議」で報告した。 これは、電子処方

[インフル] インフルエンザの全国報告数9,302人、前週から1,564人減
厚生労働省は7日、2025年第9週(2月24日-3月2日)「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は9,302人で前週から1,564人の減少、前年同期と比べ5万9,581人の減少となった。定点報告と全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告の

[医療改革] 高額療養費、負担増の見送り表明 石破首相
高額療養費の見直しについて石破茂首相は7日、8月に予定していた自己負担限度額の引き上げを含め、見送る方針を表明した。政府は秋までに改めて方針を検討し、決定する。 高額療養費を巡る政府の方針の見直しはこれが3回目。石破首相は2月末、当初想定していた自己負担限度額の3段階の引き上げ

[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 3月10日-3月15日
来週3月10日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。3月10日(月)10:00-13:00 第5回 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会14:00-16:00 第13回 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会15:00-17:00 第19回 匿名

[介護] 介護サービス提供体制、地域特性に応じて支援へ 厚労省が方針示す
厚生労働省は3日、地域の特性に応じた介護サービス提供体制の整備を支援する方向性を「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会で示した。その前提として、介護や医療などの提供状況をエリアごとに見える化し、地域での状況把握や分析を行って関係者間で共有する。 厚労省は同検討会

[医療提供体制] 臨床試験参加をアプリで効率化、治験DXで創薬加速 国がん
国立がん研究センターは3日、医療関係者間コミュニケーションアプリを活用し、患者の同センター中央病院(東京都中央区)来院前にリモートで臨床試験の適格性を確認する実証研究を月内に開始すると発表した。「治験DX」として創薬のスピードアップなどを目指す。 運用の流れは患者が中央病院に来

[医療提供体制] 医療法人2,032の38.2%が赤字、23年度 福祉医療機構
福祉医療機構は、2022-23年度で比較可能なデータがある2,032の医療法人のうち38.2%で23年度の経常収支が赤字だったとするレポートを公表した。赤字法人の割合は、前年度から5.6ポイント拡大した。 医療などの本業で確保した利益を示す「事業利益率」は、22年度から1.1ポ

[医療費] 1人当たり医療費の地域差1.32倍、23年度速報 厚労省
厚生労働省の「2023年度医療費(電算処理分)の地域差分析」(速報)によると、人口の年齢構成の違いによる影響を補正した1人当たりの医療費が最も高かったのは鹿児島県の41万9,698円だった。最も低い新潟県(31万7,078円)とは1.32倍の差があった。 年齢調整後の1人当たり

[健康] 子どもの自殺、同世代の8割「社会課題と認識」 こども家庭庁調べ
こども家庭庁は2月28日、「こどもの自殺に関する意識調査」の結果を初めて公表した。15-18歳の回答では、同世代の自殺について約8割が社会課題として認識していると回答。全体的に大人より危機感を感じている結果となった。 調査はインターネットで全国の15-59歳の2,324人が回答

[医療費] 24年度10月の調剤医療費、前年度比3.7%増の7,179億円 厚労省
厚生労働省が2月28日に公表した「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向2024年度10月号」によると、24年度10月の調剤医療費は7,179億円、対前年度同期比では3.7%の増加となった。内訳は、技術料が2,001億円(対前年度同期比4.1%増)、薬剤料が5,165億円(3.6

[医療費] 24年度4-10月の概算医療費、前年比1.2%増 厚労省
厚生労働省が2月28日に公表した「最近の医療費の動向[概算医療費]2024年度10月号」によると、24年度4-10月の概算医療費は27.8兆円、対前年同期比では1.2%の伸びとなった。うち医療保険適用の75歳未満は15.1兆円(対前年同期比0.7%減)、75歳以上は11.3兆円

[感染症] RSウイルス、第2週以降増加が続き過去5年間比較「かなり多い」
国立感染症研究所は3日、「感染症週報 第7週(2月10日-2月16日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り。▽インフルエンザ/2.63(前週3.78)/第3週以降減少が続いている▽新型コロナウイルス感染症/5.15(5.82)/2週連続で減少

[医療提供体制] かかりつけ薬局の役割発揮、健康増進の取り組みを 厚労省
厚生労働省の佐藤大作審議官(医薬担当)は2月28日、自治体の薬務担当者などを対象にした協議会で、薬局や薬剤師が地域住民の「かかりつけ」としての役割を果たすためには健康増進への取り組みに加え、医療DXへの対応や医療・介護従事者との連携体制づくりが求められるとの考えを示した。 佐藤

[医療提供体制] ゲノム医療でアクセスしやすい提供体制整備へ 基本計画案
厚生労働省は2月28日、ゲノム医療推進法に基づく基本計画の案を「ゲノム医療推進法に基づく基本計画の検討に係るワーキンググループ」に示した。取り組むべき施策として、患者がアクセスしやすいゲノム医療の提供体制や相談支援体制の整備を進めていく方針を示している。 また、遺伝子関連の検査