「厚生行政ニュース」の記事一覧
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[介護] 介護事業者の経営情報の届出を義務化、都道府県が公表 厚労省案
厚生労働省は14日、介護サービス事業者に財務諸表など経営情報の定期的な届出を義務付けることや、現行制度で都道府県が介護サービス事業者の財務状況を公表することなどを、社会保障審議会の介護保険部会に提案した。経営実態の透明化を図るのが狙いで、強い反対意見は出なかった。次の介護保険制

[医療提供体制] アナフィラキシー疑い続く、医療機関に注意喚起を 厚労省
厚生労働省健康局予防接種担当参事官室は、新型コロナワクチン接種に伴うアナフィラキシー発症者への対応に関する事務連絡(10日付)を都道府県、市町村、特別区の衛生主管部(局)に出した。 アナフィラキシーへの対応を巡っては、厚労省健康局長と医薬・生活衛生局長が連名で、予診時にアレルギ

[医療改革] 出産費用や室料差額などを医療機関ごとに公表へ 厚労省
厚生労働省は11日、直接支払制度で出産育児一時金を支給されている各医療機関の出産費用の状況や室料差額、無痛分娩の取り扱いの有無などを公表することを社会保障審議会・医療保険部会に提案し、了承された。費用などを「見える化」することで、妊産婦が適切に医療機関等を選択できる環境を整える

[医療提供体制] 新型コロナワクチン4回目接種の対象拡大せず 厚科審分科会
厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会が8日に開かれ、新型コロナワクチンの4回目接種について、対象者の範囲を拡大しないとの意見を取りまとめた。 4回目接種については、重症化予防を目的に、60歳以上の人と18歳以上で基礎疾患を有する人、重症化リスクの高い人に加え、重症

[健康] 特定保健指導にアウトカム評価、24年度から 厚労省WGがとりまとめ
厚生労働省の専門家による作業部会は8日、2024年度から始まる4期目の特定保健指導の評価で対象者の身体状態の改善といった「アウトカム評価」を基本とするなどのとりまとめをおおむね了承した。アウトカム評価については、「腹囲2cm・体重2kg減」を主な達成目標とする。 現

[診療報酬] 地ケア病棟2%以上の減収は34.1%、増収32.2% 福祉医療機構
2022年度診療報酬改定の病院経営への影響を明らかにするため福祉医療機構が行ったアンケートの結果によると、地域包括ケア病棟入院料(管理料)を届け出ている208病院のうち、同年4月の医業収益が前年同月比で2%以上の減収だったのは71病院で、全体の34.1%を占めた。ほかは「横ばい

[医薬品] コミナティ筋注の副反応疑い報告の死亡事例1,616件に 厚労省
厚生労働省は、5日に開催された厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会と合同開催)で、新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要を報告した。 コミナティ筋注の副反応疑い報告の死亡事例(医

[医療提供体制] 若年性認知症の治療や支援に導くプロセスを検討 厚労省
厚生労働省が5日に公表した2023年度の厚生労働科学研究の概要では、若年性認知症に関する研究を新規課題として優先的に推進する方向性が示されている。 若年性認知症は、経済的な問題が大きな課題となりやすいため、これを支える仕組みが「認知症施策推進大綱」で重要視されている

[医療提供体制] 多様な精神疾患の医療連携の研究を優先的に推進 厚労省
厚生労働省は5日、2023年度の厚生労働科学研究の概要を公表した。多様な精神疾患などに対応した医療連携体制の構築や多職種連携による質の高い精神科医療を推進するための研究を新規課題として優先的に推進する。 統合失調症や気分障害、児童・思春期精神疾患、依存症といった多様な精神疾患な

[感染症] RSウイルス感染症、第20週以降増加続く 国立感染症研究所
国立感染症研究所は5日、「感染症週報 第29週(7月18日-7月24日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り。▽インフルエンザ/0.04(前週0.03)/第26週以降増加が続いている▽RSウイルス感染症/2.30(2.26)/第20週以降増加

[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 8月8日-8月13日
来週8月8日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。 (新型コロナウイルス感染症の影響により、開催形式や開催日などが変更になる可能性があります)8月8日(月)13:00-15:00 第34回 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会14:00-16:00 第

[医療提供体制] 在宅医療圏、市町村単位の設定を求める意見 厚労省検討会
厚生労働省の「第8次医療計画等に関する検討会」は4日、下部組織の作業部会の検討状況を踏まえ、2024年度からの次期医療計画に向けて議論した。計画での在宅医療に係る圏域(在宅医療圏)について、作業部会と同様に複数の構成員から、市町村単位の設定を求める意見が出た。 在宅医療体制の構

[医療提供体制] 新規陽性者数の7日間平均が最多、爆発的な感染状況 東京都
東京都の新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第96回)が4日開かれた。新規陽性者数の7日間平均について「過去最多となり、これまでに経験したことのない爆発的な感染状況が続いている」と報告している。 新規陽性者数の7日間平均は、3日時点で約3万2,921人/日となっており、前

[医療提供体制] 自宅療養と入院・療養等調整中の感染者が約96% 東京都
東京都が4日に公表した新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第96回)の「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、検査陽性者の全療養者数について、前回(7月27日時点)の23万3,092人から8月3日時点で29万580人に増加したことを取り上げ「自宅療養者と入院・療養

[介護] LIFEの事業所負担や利活用の実態を把握へ 厚労省
厚生労働省は、3日に開かれた第25回社会保障審議会介護給付費分科会介護報酬改定検証・研究委員会で、介護報酬改定の効果検証などの概要を示した。LIFEの活用可能性の検証に関する調査研究事業については、事業所の負担の推移やフィードバックの利活用の状況とその効果・課題などに焦点を当て