「厚生行政ニュース」の記事一覧
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[医薬品] アビガン、新型コロナ感染症の適応追加を見送り 薬食審・部会
薬事・食品衛生審議会の医薬品第二部会は21日、抗ウイルス薬「アビガン錠200mg」(一般名:ファビピラビル)の効能・効果への新型コロナウイルス感染症の適応追加を見送ることを決めた。提出されたデータでは、薬の有効性を明確に判断するのが困難なため。ただ、厚生労働省の担当者は同部会終

[医薬品] 局所麻酔剤など「使用上の注意」の改訂指示 厚労省
厚生労働省は21日、「局所麻酔剤」などについて、添付文書の「使用上の注意」の改訂を指示する通知を、日本製薬団体連合会に送付した。 いずれも「医療用医薬品添付文書の記載要領について」に基づく改訂で、「局所麻酔剤」の「リドカイン塩酸塩・アドレナリン(歯科用製剤を除く)」では、「慎重

[予算] 社会保障関係費約35.8兆円、前年度比0.4%増 21年度政府予算案
政府は21日の閣議で、一般会計の総額が106兆6,097億円となる2021年度予算案を決定した。前年度の当初予算と比べて3兆9,517億円(3.8%)増加。医療・介護などの社会保障関係費は、1,507億円(0.4%)増の35兆8,421億円で、一般会計全体の3割超を占めている。

[医療改革] 財政健全化計画の改革工程表2020を決定 経済財政諮問会議
政府は18日の経済財政諮問会議で、新経済・財政再生計画(財政健全化計画)の「改革工程表2020」を取りまとめた。地域医療構想の実現に向けた対象の公立・公的医療機関での「具体的対応方針」の再検証について、新型コロナウイルス感染症の今冬の感染状況を踏まえながら工程の設定を検討する方

[診療報酬] コロナ感染予防策実施で初・再診5点加算を了承 中医協・総会
中央社会保険医療協議会は18日の総会で、医療機関が新型コロナウイルスに関する感染予防策を講じれば、外来の初・再診の基本診療料に5点上乗せすることを了承した。2021年4月から9月末までの特例的な対応。これは、前日の関係閣僚の合意を受けて厚生労働省が提案した方針だが、支払側の委員

[診療報酬] 21年度薬価改定の骨子を了承 中医協・総会
中央社会保険医療協議会は18日、薬価専門部会と総会を開催し、2021年度薬価改定の骨子を了承した。17日の3大臣合意に基づき、乖離率5.0%を超える品目を対象とする一方、新型コロナウイルス感染症特例として薬価の削減幅を0.8%緩和する。診療側は、医療機関への影響を最小限にと配慮

[介護] 21年度介護報酬改定の審議報告の修正案で議論 社保審・分科会
社会保障審議会・介護給付費分科会は18日、2021年度介護報酬改定に関する審議報告の修正案について審議した。修正内容は、前回の分科会で各委員から出た意見などを反映させたもの。この日の審議でも重ねて意見が出たため、今後は田中滋分科会長(埼玉県立大学理事長)と厚生労働省で取り扱いに

[医療提供体制] 21年度の障害福祉サービス等報酬改定は0.56%引き上げ
厚生労働省は17日、2021年度の障害福祉サービス等報酬改定について、改定率がプラス0.56%となったと発表した。 改定率は、田村憲久厚労相と麻生太郎財務相による折衝で決まったもので、新型コロナウイルス感染症に対応するための特例的な評価(プラス0.05%、21年9月末まで)を含

[医療提供体制] 東京都の2週間後の医療提供体制、深刻な機能不全を危惧
東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第24回)が17日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、「入院患者数は一時2,000人を超える非常に高い水準まで増加し、医療提供体制が逼迫している」と指摘。現在の増加比が2週間継続した場合「2

[医薬品] ポリファーマシー対策、始め方から予算確保まで手順書で後押し
医薬品の相互作用などで有害事象を引き起こす高齢者のポリファーマシーの解消を後押しするため、厚生労働省は、病院の薬剤師や勤務医向けの手順書を作る。ポリファーマシー対策の始め方や体制整備、入院・外来ごとの対策の進め方のほか、それらのための予算確保のポイントなどを盛り込む。2020年

[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 12月21日-12月26日
来週12月21日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。(新型コロナウイルス感染症の影響により、開催形式や開催日などが変更になる可能性があります)12月21日(月)13:00-15:00 第4回 死因究明等推進計画検討会16:00-18:00 第13回 オン

[診療報酬] 21年度薬価改定、削減幅を0.8%分緩和 新型コロナの影響に配慮
2021年度政府予算案の編成を巡り、田村憲久厚生労働相は17日、麻生太郎財務相と折衝し、同年度の薬価改定で薬剤費4,300億円(国庫1,000億円)程度を減らすことで合意した。保険適用されている全医薬品のうち、市場実勢価格との乖離率が5%を超える1万2,180品目の価格を見直す

[介護] 介護報酬改定、0.7%引き上げで決着 新型コロナ対応0.05%を含む
政府は17日、2021年度の介護報酬の改定率をプラス0.7%とすることを決めた。新型コロナウイルス感染症に対応するための特例的な評価0.05%を含んでいる。 改定率は、田村憲久厚生労働相と麻生太郎財務相による同日の折衝で決まった。21年度の介護報酬改定を巡っては、財政制度等審議

[医療改革] 社会保障制度改革の「議論の整理」を取りまとめへ 社保審部会
社会保障審議会・医療保険部会は17日、政府の改革工程表と全世代型社会保障検討会議で検討が求められていた、後期高齢者の窓口負担引き上げや大病院の受診時定額負担拡大などの社会保障制度改革に関する「議論の整理」(案)についての議論を進めた。残されていた国民健康保険制度改革の議論も行い

[診療報酬] 6歳未満の外来診療100点上乗せ、21年9月末まで継続
2021年度政府予算案の編成を巡り、田村憲久厚生労働相と麻生太郎財務相が17日、折衝を行い、医療機関が小児(6歳未満)の外来診療を行った場合に診療報酬を100点上乗せする「新型コロナ特例措置」について、21年9月末まで継続することを決めた。それ以降は、上乗せの点数を半分にするこ