「厚生行政ニュース」の記事一覧
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[医療改革] リフィル処方箋、呼称を「詰め替え処方に」 河野担当相
河野太郎デジタル行財政改革担当相は16日のデジタル行財政改革会議の課題発掘対話で、2022年4月に導入されたリフィル処方箋について「詰め替え処方」という呼称にすることを提案した。現行のままでは一般の人には分かりにくく普及が進まないためで、他の出席者からも「認知されていないことが

[診療報酬] 発熱患者等対応加算、オンラインでの診療は算定不可 疑義解釈
2024年度診療報酬改定の「疑義解釈資料」(その2)で、厚生労働省は新設の「発熱患者等対応加算」について、オンラインで診療を行った場合は算定を認めない取り扱いを示した。 発熱患者等対応加算(月1回20点)は、受診歴の有無に関わらず発熱患者を受け入れられる体制を整備し、発熱患者に

[医療提供体制] 24年3月末時点の医療事故報告36件 日本医療安全調査機構
日本医療安全調査機構が9日に公表した「医療事故調査制度の現況報告」(3月末時点)によると、医療事故報告は36件、病院からの報告が35件、診療所からの報告は1件だった。診療科別の報告件数は、その他/10件、外科/6件、内科・消化器科/各4件、産婦人科/3件、循環器内科・整形外科・

[医療改革] 診療所の偏在是正、地域ごとの診療報酬単価設定を提言 財務省
財政制度等審議会・財政制度分科会が16日に開いた会合で、財務省は診療所の偏在を是正するため診療報酬の単価を地域ごとに設定する仕組みの導入を提言した。1点当たりの単価が全国一律で10円とされている現行の仕組みを見直し、診療所が不足している地域と過剰な地域とで単価に差を付け、診療所

[医療改革] 「かかりつけ医機能」報告制度、診療実績の提供強化を 財務省
病院や診療所による「かかりつけ医機能」の報告制度について、財務省は16日の財政制度等審議会・財政制度分科会で、診療実績に関する情報提供の強化を検討していくべきだと主張した。生活習慣病の診療密度などが医療機関によって大きく異なるといった指摘があることを踏まえた提言で、政府が夏に決

[医療提供体制] 高カロリー輸液などを末梢静脈から投与で注意喚起
日本医療機能評価機構は、医療安全情報(No.209)を公表した。中心静脈から投与すべき高カロリー輸液や高濃度糖液などを末梢静脈から投与したとする事例が、2020年1月1日から24年2月29日までに8件報告されているとして注意を喚起した。 事例の一つとして、PICC(末梢静脈挿入

[医療提供体制] 特定行為研修修了者活用の医師向けガイド作成へ 厚労省
医師の働き方改革の推進策として、厚生労働省は、特定行為研修修了者の活用ガイドを医師向けに作る。医学系学会の医師などによるワーキンググループ(WG)を設置して内容や活用策を検討する。 厚労省は、一連の事業の実施団体として、医学系学会を想定しており、12日に公募を始めた。応募は26

[経営] 毎月勤労統計調査 24年2月分結果速報 厚労省
厚生労働省は8日、2024年2月分の「毎月勤労統計調査(速報)」を公表した。医療・福祉業の詳細は以下の通り。●月間現金給与額▽総額/26万3,294円(前年同月比1.3%増)▽定期給与/25万9,874円(1.7%増)▽特別給与/3,420円(20.3%減)●月間実労働時間▽総

[介護] ケアマネジメントの質改善などを議論する検討会が初会合 厚労省
ケアマネジメントの質の改善策などを議論する厚生労働省の検討会が15日、初会合を開いた。検討会の名称は「ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会」で、月1回程度のペースで開催され、秋ごろ中間整理を行う。 厚労省の間隆一郎老健局長は冒頭のあいさつで、独居の高齢者が増えるとともに、

[人事] 健康保険組合連合会・宮永会長が3期目に、任期2年
健康保険組合連合会は15日の臨時総会で任期満了に伴う役員改選を行い、現職の宮永俊一氏を会長に選出した。宮永氏は2020年4月に会長に就任し、3期目。 宮永氏は、会長就任のあいさつで「人口構造や社会環境の変化に対応し、医療保険制度の持続機能性を高めていくためには、これまでにない抜

[診療報酬] 電子処方箋未導入でも猶予期間内は算定可 疑義解釈「その2」
厚生労働省は、2024年度診療報酬改定の「疑義解釈資料」(その2)を4月12日付で出し、「医療DX推進体制整備加算」の届け出時点で電子処方箋を導入していなくても、経過措置が設定されている25年3月31日までは、加算の算定を認める取り扱いを示した。 電子処方箋を導入していない医療

[感染症] RSウイルス感染症、手足口病など前週より増加 感染症週報
国立感染症研究所は12日、「感染症週報 第13週(3月25日-3月31日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り。▽インフルエンザ/11.18(前週14.08)/2週連続で減少したが、過去5年間の同時期と比較してかなり多い▽新型コロナウイルス感

[看護] 看護師等養成所2校が24年4月1日に開校 厚労省
厚生労働省は15日、2024年4月1日に開校した看護師等養成所を公表した。看護師養成所(3年課程全日制)に指定されたのは、水沢学苑看護専門学校(岩手県)、さくら看護専門学校(栃木県)の2校で、ともに1学年定員は40人。(厚生政策情報センター)

[医療提供体制] かかりつけ医機能、報告制度対象範囲など厚労省が論点示す
2025年度に施行される「かかりつけ医機能報告制度」の枠組みを議論する「かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会」が12日開かれ、厚生労働省は、医療機関に報告を求める内容や報告制度の対象にする医療機関の範囲などを制度の施行に向けた論点に挙げた。 同分科会での意見交換

[インフル] 全国報告数2万5,106人、前週から3万83人減 インフルエンザ
厚生労働省は12日、2024年第14週(4月1日-4月7日)「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は2万5,106人で前週から3万83人の減少、前年同期と比べ1万1,526人の増加となった。定点報告と全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報