中井浩司
記事数:2
中部大学生命健康科学部臨床工学科准教授
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中部大学生命健康科学部臨床工学科准教授
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前回では、測定部位の違いによる経皮動脈血酸素飽和度(SpO2)の特徴について解説しました。今回は、多くの医療現場で普及しつつある耳朶プローブを使用したパルスオキシメータの活用方法についてみていきましょう。 SpO2測定は誰のため? 入院中の患者さんは、点滴チューブの
パルスオキシメータ(プローブ分離型)による経皮動脈血酸素飽和度(SpO2)の測定部位には、主に手指、耳朶、前額部があります。新生児や乳幼児では、指尖部以外に手の甲、足の甲も測定に利用されます。測定部位の違いによるSpO2の特徴をみていきましょう。 なぜ測定部位に指がよく