泉 佐智子
記事数:6
船橋市立医療センター 看護局 副師長
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船橋市立医療センター 看護局 副師長
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静脈注射(ワンショット・点滴)は毎日頻繁に行われます。侵襲的な手技であるため、合併症を伴うことがあります。今回は、最低限知っておきたい合併症への対応方法を紹介します。 1「痛み」「しびれ」を言える環境を作る 静脈注射の合併症は、感染・静脈炎・血管外漏出
注射後、腕のしびれや痛みがいつまでも治まらない場合、神経損傷の恐れがあります。 医療過誤問題に発展することもあるため、慎重な対応が必要です。 そこで絶対にしてはイケナイ対応を紹介します。 【関連記事】 ● 点滴と同じ腕(末梢から)の採血はOK? N
採血によって気分不快になることがあります。原因・症状・対応について解説します。 原因 痛みや処置に対するストレスによって迷走神経が刺激され、血管が拡張します(迷走神経反射)。その結果、血液循環量が低下し、気分不快として症状が出現します。 その他の
点滴ルートに空気が入っているのを発見して、慌ててしまう方は多いのではないでしょうか。 今回は「慌てる必要がない理由」と「空気の取り除き方」について紹介します。 ▼10mlが安全限界!?より詳しい解説が知りたい方ははこちら ● 輸液ラインの中に気泡を見つけたらどう
多くの新人ナースが苦手意識を感じている血管確保の手技。 ここでは先輩ナースたちが、日々活用している5つの血管確保のワザとコツを紹介します。 1 血管は目と指で見る いわゆる「よい血管」は、触ってみるとぷっくりと盛り上がっています。 指で触って、「盛り上がっていて弾
採血後、内出血をしてしまった患者さんから、「これって大丈夫?」と聞かれたときに、絶対に言ってはいけないNGアンサーとベストアンサーを紹介します。 絶対に言ってはいけないNGアンサー ●「内出血する人はするんですよ」 ●「大丈夫ですよ。自然に治りますから」