ケアを阻む高齢者の「困った」
記事数:10
連載「ケアを阻む高齢者の「困った」」の記事一覧です
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認知症のケアのヒントについて解説します。 ▼認知症の看護・ケアの記事をまとめて読むならコチラ 認知症・認知機能障害の看護ケア|原因、症状、アセスメントのポイント 1 中核症状と行動・心理症状について知る 認知症とは、認知機能の持続的な
高齢者の睡眠障害の改善のための、昼寝の活用について解説します。 睡眠障害では、昼寝はせず、日中起きておくのがよいとかつては言われていましたが、時間を選んでの短時間の昼寝は睡眠障害の改善に有効であることがわかってきました。 特に高齢者の場合、夕方くらいに
高齢者の睡眠障害の改善のための、光の活用について解説します。 光の働き 光には、交感神経の働きを活発にしたり、血圧や体温を上昇させて、身体を目覚めさせる働きがあります。 また、明るい光にはメラトニンという眠りを誘発するホルモンの分泌を抑制する働き
高齢者の睡眠障害のケアのヒントについて解説します。 1 睡眠障害のタイプを知る 高齢者の睡眠障害をケアするには、まず睡眠障害のタイプを知ることが大切です。 睡眠障害には以下の4つのタイプに分類することができます。 このうち、いずれか
高齢者の睡眠障害のメカニズムについて解説します。 睡眠のメカニズム 高齢者の睡眠の特徴には「浅い」「効率の悪い眠り」などがあります。 また、日中に強い眠気が生じて居眠りが多くなるという特徴もあります。 現在、わが国では、高齢者の30%以上に
事例を用いて、服薬指導の困難が予想される患者さんへの対応方法を解説します。 事例 Fさん アルツハイマー病 Fさんは、糖尿病で内服薬による血糖コントロールをしていました。認知症を発症後、インスリン導入を検討することになりました。
事例を用いて、易怒的な様子を見せる患者さんへの対応方法を解説します。 事例 Dさん 男性 70歳代 脳血管性認知症 Dさんは、脳梗塞によって脳血管性認知症を発症。家族(妻と子供)と同居していましたが、麻痺のためにあまり自分で身体を動かせな
帰宅欲求のある患者さんへの対応を事例を用いて解説します。 事例 Cさん 女性 60歳代後半 アルツハイマー病 Cさんは独身の長男と同居していました。物忘れがひどくなり、妄想が出現してきたことから、介護が困難になったため受診。眠れていないよ
睡眠日誌の活用方法について、事例を用いて解説します。 睡眠日誌を活用したアセスメントと指導方法 下図は、「睡眠日誌」の実際の記入例です。 Bさんの睡眠日誌 睡眠日誌からBさんの睡眠の問題点は以下4点であることがわかります。
寝つきに問題のある患者さんへのチェックシートの活用例を紹介します。 本人が実行しやすい目標を選ぶことが効果的 図1は「生活習慣チェックシート」の実際の記入例(Aさん)を抜粋したものです。 Aさんの場合、まず「睡眠の満足度」に注目します。