1. トップ
  2. 看護記事
  3. 医療・看護技術から探す
  4. 検査
  5. MRI検査
  6. 【ヒヤリ・ハット】Case4 検査前に確認せずにMRI検査室に向かってしまった!

【連載】STOP!あぶないケア

【ヒヤリ・ハット】Case4 検査前に確認せずにMRI検査室に向かってしまった!

  • 公開日: 2015/11/3

日々の看護場面でドキッとした経験はありませんか?大きな事故につながらなくても、そんな経験は減らしたいもの。2015年10月の医療事故調査制度スタートとともに、いま医療安全の意識が高まっています。この機会に、看護師が遭遇しやすいヒヤリ・ハット事例から、日常に潜む「あぶないケア」を見直して、その根拠と対策から安全な看護を実現しましょう。


Case4

放射線科のMRI担当技師から病棟へ、MRI検査を行う患者をMRI検査室まで連れてくるよう連絡がありました。

電話を受けた病棟看護師リーダーは、病室担当の看護師Rに「4001号室の○○さんを放射線科MRI室にお連れしてください」と指示しました。リーダーから指示を受けた病室看護師Rは患者をMRI室に連れて行くことになりました。

病室看護師Rが患者をMRI室に連れて行くイメージイラスト

このナースはこの場面でどのように考えたのでしょうか?

ナースはこう考えた

患者さんをMRI検査室に連れて行けばいいのね! カンタン、カンタン!

看護師Rは言われるまま、患者に「検査に行きますよ」と声をかけると車椅子に乗せ、MRI検査室に向かいました。

このままいくと・・・

この記事を読んでいる人におすすめ

カテゴリの新着記事

ヒヤリ・ハットの報告、書き方のポイント

当事者でない事例も一歩踏み込んで読み込む 医療事故やヒヤリ・ハットの記事を読んで、「造影剤の事故か。目新しい事故ではないな」「気をつけよう」で終わってしまっては再発防止にはなりません。自分の職場では、造影剤を準備して担当医に手渡すまでの流れの中で、どの時点で、誰が、

2016/6/4