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第2回 ⺟乳ってすごい!①変化する脂肪含量
本連載では、医療人として、母親として理解しておきたい母乳育児について、第一人者である水野克己先生が解説します。 母乳は飲み始めから飲み終わりまでフルコース 母乳中の脂肪は、乳腺細胞からでていくときに細胞膜をまとって球(直径1~10μm)のかたちをしてい

第2回 経腸栄養剤の種類と分類
まとめ 1.経腸栄養剤は窒素源(蛋白質)の分解の程度で分類される。その他にも、栄養剤の剤型(粉末状、液状)、医薬品か食品扱いなどを基準とした分類もできる。 2.栄養剤の種類では一般タイプ、高濃度低濃度タイプ、病態別栄養剤、半固形化栄養剤などの項目も挙げられる。(病態別

ナース専科×ユースキン製薬 座談会 ナースの職業病!? 手荒れケアどうしてる?【PR】
座談会参加者 安房地域医療センター 菅原美恵さん 東京ベイ・浦安市川医療センター 澤 優子さん ケアプロ訪問看護ステーション東京 香本なぎささん 処置をするごとに、手洗いとアルコール擦式消毒を行っているナースに手荒れはつきもの。程度は

第1回 経腸栄養療法の特徴と適応
まとめ 1.栄養管理はすべての治療の基盤です。 2.栄養療法の大原則は、“When the gut works use it !”「腸が働いているなら、腸を使おう!」です。 3.経腸栄養療法の利点として以下が挙げられます。 1)腸管粘膜の維持 2)免疫能の維

第2回リサーチ・カンファレンスin豊洲開催
平成27年10月18日(日)9:30~17:00に昭和大学江東豊洲病院 9階講堂にて、第2回母乳育児を学ぶリサーチ・カンファレンスin豊洲が開催されます。 趣旨 母乳育児の世界の最先端を学べるカンファレンスです。国際認定ラクテーション・コンサルタント(

第19回 眠っているのか、意識レベルが低下しているのか判断がつかない患者さん
今回の事例 [もうさん から提供された事例] 80歳代前半で、既往に高血圧、脳血管疾患や心疾患のない男性患者さん。ある日、ラウンドしているとき気になったため、名前を呼んで声をかけても反応がありません。さらに身体をゆすってみても反応はありませんでした。バイ

第6回 急変の予兆を知る 意識・精神活動の変化と「お決まりの抵抗手段」②「急変察知」は「全体的イメージ」
はっきりとした予兆もなく、患者さんが急変したり、重篤な疾患が進行していたりする経験があると思います。そのような急変に先立って、先輩の看護師や医師から「あの患者、何かヘンだよね」という直感的な台詞を聞いたことがあるかもしれません。 この連載では、急変前の「何かヘン」と

最終回 こんなときどうする? 運動を中止すべきときがわからない!
運動療法は血糖コントロールには欠かせない要素ではありますが、患者さんの状態によっては運動を中止しなければならないこともあります。 運動をしなくてはならない、と思い込んでいる患者さんには、中止や制限について説明し、適正な運動ができるよう指導しましょう。 ▼糖

第18回 こんなときどうする? 運動が継続できない!
運動が継続できないのは、普段の生活習慣とは違った行動が必要になることも一つの要因です。 患者さんの負担にならないよう配慮しながら、日常生活の動作の中に運動を取り入れる工夫をしてみましょう。 ▼糖尿病、血糖コントロールの記事をまとめて読むならコチラ 関連記事

【意見】高齢者施設での虐待事件について
今回の事件の概要 9月14日、大阪府豊中市は、市内の介護付き有料老人ホーム「アミーユ豊中穂積」で、30代の男性職員が入所者の70代女性の首を絞めるなどの虐待をし、負傷させた。 施設の事業者は、介護サービス事業大手の株式会社メッセージ(岡山市南区)。同社の子

第4回 低活動型せん妄とは?―せん妄のサブタイプ―
大きな手術後やがんの終末期などに極めて高頻度にみられる「せん妄」。せん妄は、注意力や意識が低下することで患者さんが転倒・転落したり、幻覚が見えて暴れたりと治療を大きく阻害するものです。特に低活動型のせん妄は見落としがち。本連載ではそんなせん妄へのアプローチ法をやさしく解

【定期購読プレゼント企画】フォーリーカテーテル適正使用編④
日々業務で取り扱ったり目にしたりする薬や医療機器についてのクイズです。 今回のテーマは現場での使用頻度も高い「フォーリーカテーテル」です。 問題 問4 尿道留置カテーテルの使用においては、『カテーテル関連尿路感染予防のためのCDCガイドライン

第17回 こんなときどうする? 運動の目標設定がうまくできない!
運動を続けるためには、目標を設定することが大切です。しかし、目標自体が適切でなかったり、目標を達成することにこだわりすぎると、逆に挫折感を味わうことにもなります。 患者さんにとって適切な目標であるかどうか、適宜見直しながら継続していけるようなサポートをしましょう。

第16回 こんなときどうする? 嗜好品・外食が多い!
嗜好品や外食を好む患者さんは、それらが体にどのように影響するか理解していない人も多くいます。また、理解していても、なかなかやめられないという場合もあります。 そんなときは、今一度患者さんが自身の食生活を見直してみるきっかけを作りましょう。 ▼糖尿病、血糖コ

第3回 看護にとって「病気」とは?―看護のものさし②⽣命体に害となる条件・状況を作らない援助(1)
そもそも「看護」って何だろう?何をすれば看護といえるのだろう?本連載では、看護とはどのようなことであり、どのような視点で患者を観察し、また記録するのかについて、ナイチンゲールに学びながら解説します。 本連載の第2回で、「病気は回復過程の表れ」というナイチンゲ