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記事一覧

15件/3989件

帯状疱疹ワクチンは心臓病、認知症、死亡リスクの低減にも有効

 帯状疱疹ワクチンは中年や高齢者を厄介な発疹から守るだけではないようだ。新たな研究で、このワクチンは心臓病、認知症、死亡のリスクも低下させる可能性が示された。米ケース・ウェスタン・リザーブ大学医学部の内科医であるAli Dehghani氏らによるこの研究結果は、米国感染症学会

2025/10/31

スマホ保険証、汎用カードリーダーの購入台数は約3万台に

 厚生労働省(以下、厚労省)は10月16日に開催された第200回「社会保障審議会医療保険部会」で、医療機関などへの購入補助を実施したスマートフォン搭載のマイナ保険証(以下、スマホ保険証)の汎用カードリーダーの購入台数が、10月14日時点で約3万台に上ったことを報告した。

2025/10/31

尿検査+SOFAスコアでCOVID-19重症化リスクを早期判定

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のオミクロン株の多くは軽症だが、重症化する一部の患者をどう見分けるかは医療現場の課題だ。今回、東京都内の病院に入院した842例を解析した研究で、尿中L型脂肪酸結合蛋白(L-FABP)とSOFA(Sequential Organ F

2025/10/31

脳腫瘍で人格・性格の変化がみられるのはなぜ? どう対応する?

Q.脳腫瘍の患者さんで人格・性格に変化がみられたときに、戸惑う家族への対応に悩むことがあります。脳腫瘍で人格・性格の変化がみられるのはなぜですか? 患者さんのケアや家族への対応では、どのような点に注意するとよいでしょうか。 A.変化の要因は、脳腫瘍の影響、治療や環境による

2025/10/27

脳腫瘍の患者さんが術後に痙攣発作起こした! どう対応したらよい?

Q.脳腫瘍の患者さんが、術後に痙攣発作を起こしてしまったときの対応について教えてください。 A.患者さんの安全を最優先で確保し、直ちに医師に報告するのと同時に、初期対応を行います。また、発作の開始・終了時間、発作の様式などを観察し、記録します。 脳腫瘍で痙攣発作

2025/10/25

短時間の運動“エクササイズ・スナック”で健康増進

 1回5分以内というごく短時間の運動を日常的に随時行うことで、健康状態が改善することが報告された。そのような短時間運動の繰り返しは、生活習慣として取り入れる際のハードルが低く、かつ継続率も高いことが示されたという。オビエド大学(スペイン)のHugo Olmedillas氏らが

2025/10/27

消費税の補てん、2020~2022年度で計算ミス――厚労省が陳謝

 厚生労働省(以下、厚労省)は10月8日に開催された中央社会保険医療協議会(以下、中医協)総会および「診療報酬調査専門組織・医療機関等における消費税負担に関する分科会」(以下、分科会)で、控除対象外消費税の診療報酬による補てん状況の調査について、2020~2022年度の補てん

2025/10/26

医療用麻薬の量が睡眠の質に関連か、非がん性慢性疼痛患者の新知見

 オピオイド鎮痛薬(以下、オピオイド)はその多くが医療用麻薬に指定され、強い鎮痛作用を持つ。今回、がん以外の慢性的な痛みを抱える患者(非がん性慢性疼痛)において、オピオイドの使用量が睡眠の質と関連する可能性が示された。オピオイド未使用と比較して、高用量のオピオイド使用では総睡

2025/10/25

がんサバイバーに潜む脳卒中リスク、年齢・高血圧・血液検査値がカギ

 がんと診断された人(がんサバイバー)は、そうでない人と比較して脳卒中を発症するリスクが高いことが報告されている。今回、大阪大学の大規模研究で、がんサバイバーにおける脳梗塞の発症率とそのリスク因子が明らかになった。年齢以外に血圧や血液の数値といった身近な健康指標が関わっている

2025/10/24

脳血管攣縮(スパズム)の対応ポイントが知りたい!

Q.くも膜下出血の患者さんが、術後に脳血管攣縮(スパズム)を起こしてしまった場合の対応について教えてください。 A.脳血管攣縮の発症は予後に大きく影響するため、直ちに医師に報告し、検査・治療の準備を迅速に進めます。 脳血管攣縮とは  脳血管攣縮は、くも膜下出血

2025/10/23

筋肉注射のコツをおさらいしよう!|穿刺部位、手順、注意点

筋肉注射とは  筋肉注射は、薬剤を筋肉内に直接投与する方法です。表皮、真皮、皮下組織を通り、筋組織まで針を穿刺して、薬剤を投与することで比較的速やかに身体に取り込ませることができます。例えば、皮下注射は皮下組織に薬剤を投与するため吸収は比較的緩徐であるのに対して、筋肉注射は

2014/4/1

くも膜下出血後の脳血管攣縮予防薬「クラゾセンタンナトリウム(ピヴラッツ®点滴静注液150mg)」。注意すべき副作用と管理のポイントが知りたい!

Q.くも膜下出血後の脳血管攣縮(スパズム)予防として、クラゾセンタンナトリウム(ピヴラッツⓇ点滴静注液150mg)を使用しているのですが、副作用も多く、管理が難しいと感じています。注意すべき副作用と管理のポイントを教えてください。 A.特に注意すべき副作用に体液貯留があり

2025/10/21

注射薬が肺高血圧症の病状悪化を抑制

 最近承認された注射薬のソタテルセプトによって、肺動脈性肺高血圧症(PAH)と新規に診断された人の健康状態の悪化を抑制できることを示した第3相臨床試験の結果が明らかになった。PAHは心臓から肺に血液を送る肺動脈の血圧が高くなる疾患であるが、同試験では、ソタテルセプトによってP

2025/10/20

「病床転換助成事業」一般病床も対象追加し補助額2倍超、新規申請期限も延長

 厚生労働省(以下、厚労省)は10月2日に開催された第199回「社会保障審議会医療保険部会」で、医療療養病床から介護保険施設などへ転換する際の整備費用を助成する「病床転換助成事業」の新規申請期限を2030年3月末に延長し、対象病床に全ての一般病床を加え、補助額を引き上げる方針

2025/10/19

歯みがきで命を守る? 手術2週間前の口腔ケアが肺炎予防に効果

 高齢患者や基礎疾患を持つ患者においては、術後肺炎をはじめとする感染症対策が周術期管理上の大きな課題となる。今回、愛媛大学医学部附属病院の大規模後ろ向き解析で、術前2週間以上前からの体系的な口腔ケアが術後肺炎の発症抑制および入院期間短縮に有効であることが示された。研究は愛媛大

2025/10/18