1. トップ
  2. 看護記事
  3. 医療・看護技術から探す
  4. フィジカルアセスメント
  5. 意識レベル
  6. 第19回 眠っているのか、意識レベルが低下しているのか判断がつかない患者さん

【連載】山内先生の公開カンファランス

第19回 眠っているのか、意識レベルが低下しているのか判断がつかない患者さん

  • 公開日: 2015/9/21

今回の事例
[もうさん から提供された事例]

80歳代前半で、既往に高血圧、脳血管疾患や心疾患のない男性患者さん。ある日、ラウンドしているとき気になったため、名前を呼んで声をかけても反応がありません。さらに身体をゆすってみても反応はありませんでした。バイタルサインはいつもと同じ値で、麻痺や瞳孔不同もありません。ただ眠っているのか意識障害を起こしているのか判断に迷いました。

→こんなとき、あなたならどうする?


まずは、ナース専科コミュニティの会員に事例のような経験をしたことがあるかを聞きました。回答者数は110人。


山内先生の解説を先に読みたい方はこちら
山内先生の解説


みんなの回答

あなたも事例のような患者さんに遭遇したことがありますか?

回答集計グラフ(はい:27.5%/いいえ:72.5%)

次は、「はい」と答えた人に、そのときどう対応したかを聞きました。

あなたは、そのときどう対応した?

●他のスタッフにも来てもらい、叩く・つねる・名前を呼ぶ・他に刺激になりそうなことをする(ルート確保)をしました。その後すぐ脳外科Drに電話⇒CTを撮り、脳梗塞からくる脳浮腫で緊急OPEになりました。(りんさん)

●申し訳ないけど、乳頭刺激をさせていただきました。(リーフレタスさん)

●謝りながら、痛み刺激を与えて、その反応をみました。(Mさん)

●夜間であれば、そーっとモニターを着けます。電解質や血糖値の採血データ、最近の睡眠や食事状況も合わせてみました。寝てるのか意識障害かやはり区別がつかないことのほうが多い。そのあと、なーんだやっぱり寝てたのね、というのがほとんど。でもたまにそのまま呼吸停止もありモニターつけといてよかった! ということも。(まさこさん)

●最初、痛み刺激を与えました。爪甲を押す、胸骨を示指の第二関節で押す。反応がありませんでしたが、足底をくすぐったら「やだー!」と覚醒しました。(朔さん)

>> 続きを読む

この記事を読んでいる人におすすめ

カテゴリの新着記事

第47回 造血幹細胞移植後、貧血の自覚がなく転倒してしまった患者さん

臨床で働いているみなさんにとっては、今回の事例は「自覚のない患者さんっているよね」と思うような内容だったのではないでしょうか。 正解があるものではないこのような事例では、他の人たちがどう考えるのかを知ることも自身のケアに役立つのではないでしょうか。 よくある内容につい

2020/2/11