「HealthDay News」の記事一覧
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夜食べると太る原因が明らかに
夜の遅い時間帯に食事を食べると太りやすくなる原因の一端が、米ブリガム・アンド・ウイメンズ病院およびハーバード大学医学大学院のFrank Scheer氏らの研究により明らかになった。食事の時間帯が遅いと、食欲関連ホルモンや深部体温、脂肪貯蓄などに変化が起こることが関係している
がん患者の自殺リスクは診断直後が特に高い――全国がん登録データの解析
がん診断後には、自殺や自殺以外の外因死(病気以外での死亡)、心血管死のリスクが有意に高く、特に診断後1カ月間の自殺リスクは一般人口の4倍以上に上るというデータが報告された。国立がん研究センターがん対策研究所と東京大学大学院医学系研究科ストレス防御・心身医学の栗栖健氏、藤森麻
SNSで健康情報を共有する前に自問すべき5つのポイント――AHAニュース
健康に関する情報を求めてSNSなどのソーシャルメディアを利用する人が増えているが、それとともに誤った情報が増加し、その影響が深刻化している。専門家は、誤った医療情報を淘汰するために、情報投稿者には投稿前に踏むべきステップがあると指摘している。 新型コ
救急患者の低血糖の原因は副腎不全が意外に多い
救急部門に収容された患者の低血糖の原因として、血糖降下薬、飲酒に続き、副腎不全が3番目に多いというデータが報告された。新小文字病院内分泌・糖尿病内科の河原哲也氏らの研究結果であり、詳細は「Journal of the Endocrine Society」に8月4日掲載さ
魚油で脳機能が高まる可能性
魚は「脳に良い食品」として知られているが、実際にその通りである可能性の高いことが、中年の男女を対象にした新たな研究で示唆された。この研究では、オメガ3脂肪酸の血中濃度が高い中年の人では、特定領域の思考力の検査結果が優れていることが確認された。また、認知症を発症した高齢者では
小児期の継続的な受動喫煙は男児の肥満リスク
小児期に継続的に受動喫煙にさらされることが、男児の肥満のリスクを高めることを示唆するデータが報告された。ただし、保護者が禁煙するなどにより状況が改善すると、肥満リスクは低下する可能性があるという。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科国際健康推進医学分野の藤原武男氏らの研究
歩数計を身に着けているだけで運動量が増える
歩数計を身に着けている人は、たとえ特定の目標や動機がなくても、また自分で歩数を確認できない状況であっても、身に着けていない人に比べて1日の歩数が増えることが、新たな研究で明らかにされた。米ブリガムヤング大学教授のWilliam Tayler氏らが実施したこの研究の詳細は、「
日本人では内臓脂肪が多いほどインフルエンザ罹患リスクが高い
日本人では内臓脂肪が多いほどインフルエンザに罹患しやすいことを示唆するデータが報告された。木下佳大氏〔弘前大学大学院医学系研究科社会医学講座、花王(株)〕、大里直樹氏(花王)、井原一成氏(弘前大学大学院医学系研究科社会医学講座)らの研究の結果であり、「PLOS ONE」に7
糖尿病が発症/寛解する脂肪蓄積量の閾値は個人で異なる
肥満や過体重でない2型糖尿病患者であっても、約10%の減量によって7割の人は糖尿病が寛解するという研究結果が報告された。研究者らは、「誰もが糖尿病が発症または寛解する“脂肪蓄積閾値”を持っていて、その値は個人個人で異なるのではないか」と語っている。この研究は、英ニューキャッ
WHOが新型コロナ治療薬に関するガイドラインを更新
世界保健機関(WHO)はこのほどガイドラインを更新し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療薬として、中和抗体薬のソトロビマブ(商品名ゼビュディ)およびカシリビマブ/イムデビマブ(商品名ロナプリーブ)を使用しないことを強く推奨した。このガイドラインは、「The
寿命を延ばすのに必要な歩数は1日何歩?
がんや心血管疾患などによる死亡リスクを下げる簡単な方法、それはウォーキングかもしれない。1日最大1万歩までは2,000歩多いごとに、それらのリスクが8~11%の割合で低下するという関連があるという。南デンマーク大学のBorja del Pozo Cruz氏らの研究の結果であ
自分の歩行速度は速いと感じる人は心不全リスクが低い
非高齢者の主観的な歩行速度が、心不全発症や心血管疾患の初回イベントのリスク判定に有用とする研究結果が報告された。同世代の他者よりも歩行速度が速いと感じている人は、交絡因子を調整後にも有意にリスクが低いという。東京大学医学部附属病院循環器内科の金子英弘氏らの研究によるもので、
単回の中強度運動は腎血流量や腎機能を低下させない
単回の中強度運動は腎血流量や腎機能に影響を及ぼさないことを示すデータが報告された。福岡大学スポーツ科学部の川上翔太郎氏らの研究によるもので、詳細は「Physiological Reports」に8月4日掲載された。 運動による代謝性疾患や心血管疾患な
血圧を下げる10種類のエクササイズと、よくある質問
過去数十年にわたって多くの研究者たちが、血圧を下げるための新たな治療法の開発に努力してきた。しかし、運動は依然として高血圧治療の最善の方法の一つだ。米国スポーツ医学会のガイドラインによると、低~中強度の運動は高強度運動と同じくらい、またはそれ以上に高血圧患者の血圧を下げる可
FDAがオミクロン株対応ワクチン2種類をブースター接種として承認
米食品医薬品局(FDA)は8月31日、オミクロン株に対応したファイザー社製およびモデルナ社製の2種類の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンについて、ブースター接種として緊急使用許可(EUA)を与えたことを発表した。 このワクチンは、既