「HealthDay News」の記事一覧
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どの栄養素を「いつ」取るかで血圧に差が出る――早大
ナトリウム(塩分)の摂取量が多いと血圧が高くなりやすいことは広く知られているが、新たな研究から、ナトリウムの多い食事をいつ摂取するかによって、血圧への影響が異なる可能性が報告された。早稲田大学先端生命医科学センターの柴田重信氏らの研究によるもので、詳細は「Frontiers
米FDAが小児用COVID-19治療薬を初めて承認
米食品医薬品局(FDA)は4月25日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療薬として使われている抗ウイルス薬のレムデシビル(商品名ベクルリー点滴静注用)について、小児のCOVID-19治療薬としての適応追加を承認した。投与対象は、COVID-19罹患により入院中、
かかりつけ医のあり/なしでパンデミック中の予防医療実施率に有意差
かかりつけ医を持っている人はそうでない人に比べて、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミック中の予防医療の実施率が有意に高いというデータが報告された。東京慈恵会医科大学総合医科学研究センター臨床疫学研究部の青木拓也氏らの研究によるもので、詳細は「BMJ Ope
機械学習でアルコール使用障害の再発リスクを予測
機械学習により治療終了後に再発するリスクの高いアルコール使用障害(AUD)患者を特定できる可能性のあることが、新たな研究で明らかにされた。米イェール大学医学部精神医学分野のWalter Roberts氏らが実施したこの研究の詳細は、「Alcoholism: Clinical
運動は抗うつ薬?
運動が身体的な健康に良いことは、今では大半の人が知っている。さらに、新たに報告された研究から、運動は身体的健康だけでなく、うつ病のリスクも低下させる可能性のあることが明らかになった。英ケンブリッジ大学のSøren Brage氏、James Woodcock氏らが行ったシステ
ブレークスルー感染後の症状、デルタ株と比べオミクロン株は2日早く軽快
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン(以下、新型コロナワクチン)接種後に新型コロナウイルスに感染(ブレークスルー感染)した人は、その後どのような経過をたどるのか。それには、感染した変異株の種類やブースター(追加)接種を受けたか否かが影響するようだ。英キング
Life’s Simple 7の理想項目を1つ増やすと蛋白尿リスクが1割低下
心血管疾患リスク因子の該当数が、蛋白尿の出現と有意に関連していることが分かった。東京大学医学部循環器内科の金子英弘氏らが全国規模の健診データを解析した結果、明らかになった。リスク因子を1年で1つ減らすと、蛋白尿出現リスクが1割低下するという。研究の詳細は「American
開発中のアルツハイマー病治療薬、臨床試験で有望な結果
開発段階にある経口薬SAGE-718により、アルツハイマー病(AD)による軽度認知症や軽度認知障害(MCI)の患者の遂行機能や学習能力、記憶力に著しい改善が認められたとする第2相臨床試験(LUMINARY試験)の結果が報告された。米Sage Therapeutics社で初期
使用する電子メディアによって子どものメンタルに及ぼす影響は異なる?
小中学生では、使用する電子メディアによってメンタルヘルスに及ぼす影響は異なり、特に長時間のSNS利用が最もリスクを高める可能性が報告された。日本体育大学の城所哲宏氏、野井真吾氏らの研究グループが東京都世田谷区の小中学生を対象とした調査データを解析した結果であり、詳細は「Fr
ACSのがんサバイバーのためのガイドラインが改訂
がんサバイバーの栄養と身体活動の重要性に焦点を当てた米国がん協会(ACS)によるガイドラインが改訂され、その概要が「CA: A Cancer Journal for Clinicians」に3月16日報告された。ACSの患者会活動部門のトップを務めるArif Kamal氏は