厚生政策情報センター
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日本経営グループが長年蓄積してきた医業経営ノウハウをもとに、医療機関や医療従事者、関連業界などに向けて、保健・医療・福祉に関する政策情報や、医業経営に役立つ情報、医療従事者の知識向上に資する情報などを発信することを主たる事業としています。
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中央社会保険医療協議会・総会は24日、「精神医療」をテーマに議論を行った。厚生労働省は、65歳以上で精神疾患を有する入院患者数が2023年時点で約17.5万人、全体の約66%を占めるデータを示し、精神病床の高齢化が進む中での、「精神科身体合併症管理加算」の要件や対象疾患の範囲を
中央社会保険医療協議会・総会は24日、2026年度診療報酬改定に向け「敷地内薬局」をテーマに議論を行った。厚生労働省は、特別調剤基本料Aの施設基準における除外規定(ただし書き)の適用範囲と医療資源の少ない地域における敷地内薬局への適用を論点に挙げた。 厚労省は、特別調剤基本料A
厚生労働省は24日、2025年第42週(10月13日-10月19日)「新型コロナウイルス感染症の発生状況」を公表した。全国の報告数は9,900人で前週から4,403人の減少となった。詳細は以下の通り。●定点報告▽定点当たり(全国):2.57▽報告数(全国):9,900人▽都道府
社会保障審議会・介護保険部会が27日に開催され、「地域包括ケアシステムの深化」をテーマに議論を行った。厚生労働省は、「資格取得要件の見直し」「法定外業務などの業務の在り方の整理」などを論点に挙げ、ケアマネジャーの5年ごとの更新制は「廃止」の方向性を示した。 厚労省の示したデータ
厚生労働省は、オンラインでの精神療法を一定の条件下で初診から行えるようにする考えを「精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会」に示し、おおむね了承された。精神療法の経験が十分にある医師が行うことを前提とし、保健所や市町村などが対応を行っている未治療者や治療中断者、引きこも
国立感染症研究所は20日、「感染症週報 第40週(9月29日-10月5日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り。▽インフルエンザ/1.56(前週1.04)/第34週以降増加が続いている▽新型コロナウイルス感染症/4.82(5.87)/3週連続
中央社会保険医療協議会の17日の総会では、多剤服用により薬物有害事象のリスクの増加や服用過誤などにつながるポリファーマシーの解消に向けた取り組みを「質」の視点も踏まえて評価する方向でまとまった。 ポリファーマシー対策への評価は、入院時の総合的な評価や処方変更に多職種連携で取り組
厚生労働省は、利用者の介護情報を本人や介護事業所、医療機関など関係者が閲覧できる介護情報基盤の導入に関する助成金の申請の受け付けを開始した。介護情報基盤ポータルで2026年3月13日まで受け付ける。 助成の対象となるのは、カードリーダーの購入や介護情報基盤との接続サポートなどの
全国老人保健施設協会や全国老人福祉施設協議会など介護関連13団体が実施した緊急調査によると、加盟する1万1,817事業所の2025年度の賃上げ率は前年度を0.41ポイント下回り、2.58%となった。全産業と比較した賃上げ率の格差は24年度の2.11ポイントから2.67ポイントに
中央社会保険医療協議会は17日の総会で、外来機能の分化に関する本格的な議論を始め、厚生労働省は特定機能病院などの再診患者の中にはプライマリケア機能を担うかかりつけ医でも対応できる患者がいるといったデータを示し、評価の在り方に関する検討を求めた。 厚労省の調べによると、一定期間に
福祉医療機構の調査によると、賃上げを2024年度、25年度のいずれも実施した病院は38.9%、24年度のみは47.5%、25年度のみは7.8%、実施していない病院は5.8%だった。2年連続で賃上げを実施した病院は4割弱にとどまったことになる。同機構は「直近の経営状況から2カ年連
社会保障審議会・福祉部会が21日に開催され、「災害に備えた福祉的支援体制」「社会福祉法人制度・社会福祉連携推進法人制度の在り方」「共同募金事業の在り方」をテーマに議論が行われた。厚生労働省が示した論点の一つである、社会福祉連携推進法人が社会福祉事業を実施する見直しについては、委
日本医師会は22日の定例記者会見で、「2025年病院の緊急経営調査結果」を報告した。調査結果によると、24年度の医業利益の赤字割合は病院全体で69.5%、経常利益の赤字割合は62.2%になったと公表した。城守国斗常任理事は「過度の適正化を行うのではなく、早期の補助金ならびに期中
日本医師会の松本吉郎会長は22日の定例記者会見の冒頭で、高市早苗自民党総裁が第104代内閣総理大臣に就任したことに触れ「心よりお祝い申し上げる」と述べた。高市氏は女性初の自民党総裁であり女性初の首相。松本氏は高市氏の首相就任について「憲政史上極めて大きな出来事であることは言うま
厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会の「ワクチン評価に関する小委員会」が22日に開催された。高用量インフルエンザワクチンなどをテーマに議論が行われ、同ワクチンの「高齢者に対するインフルエンザワクチン ファクトシート」が公表された。 厚労省は「ファクトシート」の概要を説明。高用