【ヒヤリ・ハット】Case5 閉腹前のガーゼカウントが合わなかった!
- 公開日: 2015/11/20
日々の看護場面でドキッとした経験はありませんか?大きな事故につながらなくても、そんな経験は減らしたいもの。2015年10月の医療事故調査制度スタートとともに、いま医療安全の意識が高まっています。この機会に、看護師が遭遇しやすいヒヤリ・ハット事例から、日常に潜む「あぶないケア」を見直して、その根拠と対策から安全な看護を実現しましょう。
Case5
卵巣がんの患者の手術が終わり、閉腹するときに、手術看護師Tがガーゼカウントを行うと、枚数が合いませんでした。
このナースはこの場面でどのように考えたのでしょうか?
ナースはこう考えた
「大変!患者さんの腹腔内にガーゼが残ってしまう!」
執刀医に腹腔内のガーゼの検索を依頼したが、術野にはないと言われてしまいました。すると、麻酔科医師がレントゲン撮影を提案。開腹のままレントゲンを撮ったところ、骨盤内にガーゼ遺残を認め、無事に取り出して、事なきを得ました。
このままいくと・・・
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