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【連載】達人のコツとワザ

洗浄に適した泡ってどんなもの?|良い泡と悪い泡の違いと作り方、洗浄時の注意点

  • 公開日: 2019/6/9
  • 更新日: 2020/3/26

目次

洗浄では泡が重要!

 洗浄剤の主な成分は、界面活性剤という物質です。界面活性剤の分子は、親水基と疎水基からなっています(図左)。洗浄剤は一定以上の濃度で使用することにより、界面活性剤分子の集合体であるミセルを形成します。ミセルは汚れを吸着し、内側に取り込む作用があるため、ミセルを形成することで汚れを落とすことができます。

 洗浄剤が洗浄力を発揮する濃度(ミセルを形成する濃度)と泡が立つ濃度が近いため、泡が立っている=洗浄力があると考えられます。また、泡がクッションの役割をし、摩擦が軽減されます。

 なお、洗浄剤の中には、特殊な方法で界面活性剤が活発になった状態を保つことで、泡立てなくても洗浄効果を発揮する製品もあります。

界面活性剤
界面活性剤の分子構造は、親水基という水になじみやすい部分と、疎水基という油になじみやすい部分からなっています。
日本石鹸洗剤工業会:石けん洗剤知識,石けん洗剤の化学,界面活性剤メモ知識①その原理はどんなもの.より転載(2019年6月4日閲覧)https://jsda.org/w/06clage/4clean187_k.html#anchor

どういう状態が良い泡?

 泡を手のひらにすくい、逆さにしてもポタポタと落ちてこない状態が良い泡です(写真)。泡の角が立つ状態と表現されることもあります。

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