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CASE08 サービスの導入を拒否する利用者さんへのアプローチ
困難事例8 サービスの導入を拒否する利用者さんのケース 78歳女性。関節リウマチと間質性肺炎があり、治療を続けているものの炎症反応はCRP=8mg/dl前後で経過中。 特に下肢の関節の腫脹と痛み、熱感が強く、トイレ歩行もままならない状態である。 娘と同居している

冬と疾患の関連性
今回は、気象条件が身体にどんな影響を与えるのか、また、冬に発症・増悪のリスクが高まる疾患について解説します。 気象の変化と身体のしくみ 気温の変化による影響 まず、気温が下がると、血圧は上昇します。その要因には、「寒い」と感じること自体がストレスになる

気候・気象と病気の関係
冬になると、特定の疾患が多発したり増悪したりする、と経験的に感じている看護師は少なくありません。でも、それらが本当に気象や環境因子の影響を受けていることに関しては、あまり知られていません。今回は、気象病について解説します。 気象病(季節病)という考え方 私た

イレウス(腸閉塞)とは? 症状・原因・治療法や看護のポイント
イレウス(腸閉塞)とは、なんらかの原因で腸管内容物の肛門方向への輸送が障害されることによって起こる疾患です。 【関連記事】 *腸蠕動音の4つの分類と聴診のコツ *皮膚状態・腹部の観察、腹部の聴診法|消化器のフィジカルアセスメント(1) *腸閉塞とイレウスの違い

CO2ナルコーシスを生じさせない! 見逃さない! 5つのポイント
まずはCO2ナルコーシスに陥らないようにケアすることが重要ですが、もし生じてしまった場合、その徴候をいち早く察知し、対処しなければなりません。ここでは、看護師が行うべき観察やケアについて解説します。 関連記事 * CO2ナルコーシスとは? 原因について知ろ

ベッドメイキング 見直そう! 5つのポイント
基本的な看護技術であり、日常的な看護業務でもあるベッドメイキング。でも、あなたがつくるベッドは患者さんにとって本当に心地よいものでしょうか。いま一度、ベッドメイキングの重要性を見直してみませんか。 【関連記事】 【図解】ベッドメイキングの手順とコツ~根拠がわかる

吸引(口腔・鼻腔)の看護|気管吸引の目的、手順・方法、コツ、看護計画
*2022年12月8日改訂 *2022年6月7日改訂 *2020年3月23日改訂 *2017年8月15日改訂 *2016年11月18日改訂 ▼関連記事 気管切開とは? 気管切開の看護 吸引とは 気管吸引ガイドライン2013では、「 気

第31回 多系統萎縮症の70歳代の男性患者さん
今回は、あまり頻繁に遭遇しない疾患の場合、どういうことに気をつけるとよいのかを考えていきます。 今月の事例 [ぱくぱくさん から提供された事例] 多系統萎縮症の70歳代の男性患者さん。病院(療養型)に入院しており、ADL低下があり、介助が必要な状況です。

第12回 母乳は虫歯の原因? 1歳になったら母乳は辞める!?
本連載では、医療人として、母親として理解しておきたい母乳育児について、第一人者である水野克己先生が解説します。 母乳を辞める!? 母乳育児を長く続けていると、歯の問題を避けることはできません。 補完食(離乳食)の進んだ子どもには、まわりから「母乳を続

CO2ナルコーシスとは? 原因について知ろう!
CO2ナルコーシスは臨床でよく耳にする言葉ながら、どんな病態か十分に理解されていないこともあるようです。しかし、CO2ナルコーシスは、COPDのような患者さんの酸素投与中でしばしばみられ、緊急対応が必要となることもあります。ここで、しっかりとCO2ナルコーシスについて理解

第3回 清潔なタオルと新しい寝衣を必要なとき好きなだけ使える喜び【PR】
企画協力:株式会社エラン 入院時に必要な物品がまとまったCS(ケア・サポート)セット。株式会社エランが提供するこのサービスを全面的に導入し、感染予防をはじめ、看護師の業務効率の改善、患者さん・家族の負担軽減に大きな効果があった嘉麻(かま)赤十字病院の事例につ

ナース専科2016年12月号『「聴けるナース」になる!』
聴く力が身につく特集2本! 第1特集のテーマは、患者さんの感情を引き出すコミュニケーション技法「NURSE」。そもそも「NURSE」とは何かといった基礎的な知識をはじめ、事例を交えて臨床での活用の仕方をわかりやすく紹介します。 第2特集では「聴診」を取り上

CASE07 体重管理と家族指導の難しさを感じたケース
困難事例7 体重管理と家族指導の難しさを感じたケース 50歳男性。5年前に脳梗塞と脊椎梗塞を起こし下半身は完全麻痺。上半身は左側に不全麻痺がある。 発症当初は寝たきりの状態であったが、なんとか車椅子乗車を目指してリハビリを継続し、現在では1回に2時間は車椅子上

血糖測定器による血糖測定の手順・注意点
血糖値の測定は、糖尿病など糖のコントロールが必要な疾患では不可欠な手技。 看護師による測定が適切な血糖コントロール、ひいては糖尿病患者さんのセルフケアの習得にもつながります。 しっかりと手順を確認していきましょう。 【関連記事】 ● 糖尿病の看護|分類、治療、合併

肝硬変による腹水
▼浮腫についてまとめて読むならコチラ 【浮腫とは?】浮腫のメカニズムと治療・ケア 肝硬変では、肝臓でのアルブミン合成能の低下により膠質浸透圧の低下と門脈圧の亢進が起こり漏出性の腹水が生じます。また、腹水や浮腫といった形で水が使用されるため、代償的に尿量が