「厚生行政ニュース」の記事一覧
15件/5659件
[診療報酬] 消費税負担増の補てん率は診療所87.0%、病院は110.1% 厚労省
消費税率10%への引き上げに合わせ2019年10月に臨時で行った診療報酬改定で、医療機関の負担増が適切に補てんされているかの検証結果を厚生労働省が2日、中央社会保険医療協議会の分科会に報告した。それによると、診療報酬での上乗せ分を負担増の金額で割った「補てん率」(1施設当たり)
[医療提供体制] 東京都、通常の医療との両立が安定的に可能な状況
東京都は2日、新型コロナウイルス感染症に関するモニタリング項目の分析を公表した。医療提供体制に関する総括コメントでは「通常の医療との両立が安定的に可能な状況である」と説明している。 入院患者数については、前回(11月24日時点)の72人から12月1日時点で74人と増加した。重症
[診療報酬] 診療情報提供料(III)、基準満たすのに79.7%が未算定 厚労省
患者の診療情報を紹介元の「かかりつけ医」に提供した医療機関への評価の「診療情報提供料(III)」(150点)について、施設基準をクリアしている医療機関の約8割が算定していなかったことが、厚生労働省が1日に公表した調査結果で明らかになった。その理由として、紹介元からの求めがないこ
[感染症] オミクロン株、国内のサーベイランス体制の強化を 厚労省
厚生労働省は1日、第61回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。南アフリカからWHOに初めて報告された新たな変異株(オミクロン株)について「水際対策や国内のサーベイランス体制の強化を図るとともに、引き続きWHOや諸外国の動向等の情
[経営] 12月1日付 福祉医療機構(医療貸付)主要貸付利率表
独立行政法人福祉医療機構は12月1日付で、(1)医療貸付、(2)福祉貸付、(3)代理貸付-の「固定金利」と「10年経過毎金利見直し(当初10年)」の利率をそれぞれ改定した。詳細は以下の通り。【医療貸付の固定金利】●病院の新築資金・甲種増改築資金▽10年以内/0.220%▽10年
[診療報酬] 急性期一般入院料1、評価にメリハリ付け検討 中医協・総会
中央社会保険医療協議会は1日の総会で、2022年度の診療報酬改定に向けて急性期医療への評価の見直しを議論し、急性期一般入院料1を届け出る病棟への評価にメリハリを付けることで一致した。厚生労働省は、急性期病院の役割として重症な救急患者などへの対応のほか、手術や放射線療法の実施、自
[診療報酬] 地域医療体制確保加算の届出、400床以上の91.9% 厚労省
2020年度の診療報酬改定で新設された「地域医療体制確保加算」(入院初日520点)について、厚生労働省は1日、200-399床の病院の約3分の2、400床以上では9割超が7月1日現在で届出を済ませていたとする調査結果を中央社会保険医療協議会の総会で公表した。病床規模が大きい病院
[診療報酬] 改定の基本方針の骨子案を社保審・医療保険部会に提示 厚労省
厚生労働省は1日の社会保障審議会・医療保険部会で、2022年度診療報酬改定の基本方針の骨子案を示した。11月に閣議決定された経済対策を踏まえ、看護の現場で働く人たちの収入の引き上げや負担軽減に資する取り組みを推進する方向性などを盛り込んだ。 基本方針は、診療報酬改定に当たっての
[医療機器] 乳がん再発スコアプログラム、開発未了で保険適用保留 中医協
中央社会保険医療協議会・総会は1日、乳がん化学療法の要否決定の補助などで使用する「オンコタイプDX乳がん再発スコアプログラム」の保険適用を保留することを決めた。当初は同日付で適用される予定だったが、前日に製造販売元からプログラムの開発が完了していないとの申し出があったためで、こ
[感染症] 新規報告数0人、累積患者報告数11人 風しん・第46週
国立感染症研究所・感染症疫学センターは11月30日、「風しんに関する疫学情報:2021年11月24日現在、第46週(11月15日-11月21日)」を公表した。 第46週の新規報告数は0人だった。第1週からの累積患者報告数は遅れ報告もなかったため、前週と変わらず11人となった。な
[感染症] オミクロン株の感染状況を踏まえ早期の陽性者把握が必要 厚労省
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は、入国者などに対する健康フォローアップの実施に当たっての留意点に関する事務連絡(11月29日付)を都道府県、保健所設置市、特別区の衛生主管部(局)に出した。 事務連絡では、新たな変異株であるB.1.1.529株(オミクロン株)の発
[がん対策] がん診療連携拠点病院、指定要件見直しの議論開始 厚労省WG
がん診療連携拠点病院(がん拠点病院)などの指定要件の見直しに向け、厚生労働省は11月30日、「望ましい」や「原則」と表現されている要件の必要性や、要件の未充足への対応などを有識者の作業部会で論点として示した。構成員からは、表現の工夫を求める意見が上がった。部会での議論を踏まえ、
[医療改革] オンライン服薬指導、事前に対面指導せずとも可能に 厚労省案
電話や情報通信機器を用いたオンラインでの服薬指導について、厚生労働省は11月30日、直接の対面指導を行っていなかった患者への実施も認める内容を盛り込んだ医薬品医療機器等法施行規則の一部改正の省令案と通知案を公表した。また、これまで規制していた介護施設での患者へのオンライン服薬指
[診療報酬] 改定の基本方針の骨子案を社保審・医療部会に提示 厚労省
社会保障審議会の医療部会が11月29日に開かれ、厚生労働省は、2022年度診療報酬改定の基本方針の骨子案を示した。同19日に閣議決定された経済対策を踏まえ、看護の現場で働く人たちの賃上げに必要な対応を検討する方向性を書き込んだ。厚労省は、12月9日の会合に基本方針案を出す方針で
[感染症] オミクロン株の発生踏まえたサーベイランス体制の強化を 厚労省
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は、B.1.1.529系統の変異株(オミクロン株)の発生を踏まえたサーベイランス体制の強化に関する事務連絡(11月28日付)を都道府県、保健所設置市、特別区の衛生主管部(局)に出した。オミクロン株の発生や変異株の動向を監視するため、