「厚生行政ニュース」の記事一覧
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[診療報酬] 摂食嚥下支援加算、支払側が安易な要件緩和に反対 中医協総会
中央社会保険医療協議会の17日の総会では、多職種チームの摂食嚥下リハビリテーションを評価する摂食嚥下支援加算の算定要件の取り扱いが論点になり、支払側が「安易な緩和」に反対した。 この加算は、摂食嚥下障害がある患者に多職種チームが行う介入への評価。医師や歯科医師のほか、5年以上の
[医療改革] オンライン診療・服薬指導、中間取りまとめへ議論
政府の規制改革推進会議は17日、オンラインによる診療や服薬指導のルールの見直しなど年末の中間取りまとめに向けた議論を始めた。内閣府の規制改革推進室は、オンライン診療・服薬指導の重要性と緊急性を踏まえ年末か年明け早々の「措置完了」を求めた。 オンライン診療・服薬指導に関してはこの
[医療提供体制] 3回目接種、コロナワクチンを混同しないよう工夫を 厚労省
厚生労働省健康局健康課予防接種室は16日、新型コロナワクチン追加接種(3回目接種)の体制確保に関する事務連絡を都道府県、市町村、特別区の衛生主管部(局)に出した。複数の種類のワクチンを使用する際は「ワクチンを混同することがないよう工夫をする等十分注意した上で使用する」としている
[感染症] 新規報告数5週連続で0人 風しん・第44週
国立感染症研究所・感染症疫学センターは16日、「風しんに関する疫学情報:2021年11月10日現在、第44週(11月1日-11月7日)」を公表した。 第44週の新規報告数は0人で5週連続0人となった。第1週からの累積患者報告数は遅れ報告もなかったため、前週と変わらず10人だった
[予算] 新規事業に障害者施設のBCP策定支援など 都の22年度予算要求状況
東京都財務局は16日、各局から提出された2022年度予算の要求状況を公表した。福祉保健局の新規事業として、「障害者施設等のBCP策定支援事業」(3,100万円)、「地域生活支援拠点整備に向けた障害者(児)ショートステイ受入体制支援事業」(4,300万円)などを挙げている。 BC
[医療提供体制] 働き方改革、勤務医への情報発信で厚労省作業部会が初会合
厚生労働省は15日、医師の働き方改革の内容を広く勤務医に伝えるための方法論について検討する作業部会の初会合を開いた。医師の働き方改革の周知に資する情報発信内容の検討と、医療現場において医師の働き方改革につながる行動変容を促す上での課題の抽出の2つを今後の主な検討課題として、年度
[医療機器] 新型コロナ抗原迅速診断キット 自主回収の対象範囲を拡大
厚生労働省は15日、デンカ(東京都中央区)が新型コロナウイルス抗原迅速診断キット「クイックナビ TM-COVID19 Ag」(以下、抗原簡易キット)の自主回収の対象範囲を拡大して行うことを公表した。回収分類は「クラスII」。 当該製品については、8日より「15分で判定する製品」
[がん対策] HPVワクチン無料接種、機会を逃した全員に 厚科審・分科会
子宮頸がんを予防するHPVワクチンを巡り、厚生科学審議会の分科会は15日、定期接種の積極勧奨の差し控えによって接種の機会を逃した人へのキャッチアップ接種の在り方などの議論を開始した。その対象者について、ほとんどの委員が機会を逃した全ての女性とすべきだと主張した。また、その期間は
[医薬品] 追加接種、mRNAワクチンの使用で合意 厚科審・分科会
新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種を巡り、厚生科学審議会の分科会は15日、1・2回目に用いた種類にかかわらず、「mRNAワクチン」を使用することで合意した。また、2回目を終えてからおおむね8カ月以上の間隔を置くことを原則とするが、感染拡大などの状況によっては6カ月以上を空
[診療報酬] 重点外来の評価、地域医療支援病院入院診療加算を例示 厚労省
厚生労働省は12日、医療資源を重点的に活用する外来の評価などについて、中央社会保険医療協議会・総会に論点を提示した。こうした外来の評価では参考に、「地域医療支援病院入院診療加算」(入院初日1,000点)として評価していることを例示し、診療側がその方向に賛同した。 外来機能の分化
[診療報酬] 回復期リハの対象に心疾患の追加を提案 中医協・総会で厚労省
厚生労働省は12日、回復期リハビリテーション病棟入院料の対象に2022年度の診療報酬改定で心疾患を追加することを中央社会保険医療協議会の総会で提案した。心臓リハビリテーションが必要な心不全や急性心筋梗塞の入院患者が増えているのに、この入院料の対象とされておらず、リハを行うのが難
[診療報酬] 地ケア病棟、機能の差で評価にメリハリを 中医協総会で支払側
中央社会保険医療協議会の支払側委員は12日の総会で、地域包括ケア病棟(地ケア病棟)を持つ医療機関について機能の差に応じて診療報酬で評価にメリハリを付けるよう求めた。本来の機能の一部しか果たしていない地ケア病棟に、その役割を担ってもらうように促すための要望だが、診療側は病院の特性
[インフル] 全国報告数23人、前年比9人減 インフルエンザ・第44週
厚生労働省は12日、2021年第44週(11月1日-11月7日)の「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は23人で前年同期と比べ9人減となった。なお、全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告(第9報)によると、今週の患者数、休校・学年閉鎖
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 11月15日-11月20日
来週11月15日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。 (新型コロナウイルス感染症の影響により、開催形式や開催日などが変更になる可能性があります)11月15日(月)13:00-16:00 第26回 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会18:00-20:0
[医療提供体制] 感染症対応で結核病床の有効活用を提言 国立病院機構
国立病院機構の前田光哉・医務担当理事は11日、今後の新興感染症への対応で結核病床を有効的に活用することを厚生労働省の「第8次医療計画等に関する検討会」で提案した。呼吸器系の新興感染症対応への備えとして既存の結核病床の一般病床化を認めた上で、「モデル病床化」などを進める必要性を強