「看護倫理」の記事一覧
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【看護倫理・事例】第7回<問題編> マンパワー不足によるジレンマ
日々の看護のなかに意外に多く潜んでいる倫理的問題。それらの解決のためには、倫理的問題に気づくセンスが欠かせません。 今回は、患者さんの意思決定にまつわるケースを通して問題を掘り起こしてみましょう。 「せめてトイレに行って排泄したい」と訴える患者さんを、なん

【看護倫理・事例】第4回 苦痛が目標を阻害するケース
日々の看護のなかに意外に多く潜んでいる倫理的問題。それらの解決のためには、倫理的問題に気づくセンスが欠かせません。 今回は、患者さんの意思決定にまつわるケースを通して問題を掘り起こしてみましょう。 今回のケース 起き上がりたい、でもコルセットはし

【看護倫理・事例】第3回 医師にひどい言葉をぶつけられたケース
日々の看護のなかに意外に多く潜んでいる倫理的問題。それらの解決のためには、まず、倫理的な違和感に気づくセンスが必要です。今回は、医療者間に潜んでいる力関係に関するケースをもとに、センスを磨く練習をしていきましょう。 ▼看護師のコミュニケーションとマナーについて、まと

【看護倫理・事例】第2回<解決編>体位変換したら「夜中に起こすな」と怒られたケース
ジレンマの原因がどこにあるのか、それらが倫理的にどのような問題を含んでいるかを見極めるためには、それぞれの行為が倫理的に正しいかどうかを点検してみる必要があります。 その方法にはいろいろありますが、このコーナーでは、フライの倫理原則に基づきチェックする方法を紹介します。

【看護倫理・事例】第1回<問題編>体位変換したら「夜中に起こすな」と怒られたケース
日々の看護のなかで、「本当にあれでよかったの?」と、ジレンマを感じることは多いもの。そんな看護場面には、倫理的な問題がひそんでいることがあります。 しかし倫理的な問題に気づいてジレンマを解消するには、ちょっとした訓練が必要です。そこで本連載では、ケーススタディを通して、

予後についてどう知らせる?
予後や悪い知らせを患者さんや家族にどう伝えるか、という点だけでも難しい問題です。さらに、家族には伝えないでほしい、などと患者さんから言われた場合、看護師はどう対応すればよいのでしょうか。 今回は、そんな告知に関するお悩みについて考えました。 ▼看護師のコミュニケー

延命・蘇生に関して看護師はどうかかわればいい?
延命・蘇生、治療に関して患者さんと家族の意見が違っているとき、双方の意見を聞いている看護師はどうかかわればよいのでしょうか。何を尊重すればいいのかを考えていきます。 Q. ターミナル期にあるケースで、患者さん自身は延命・蘇生を希望していないのですが、家族が納得してい