1. トップ
  2. 看護記事
  3. すべての著者関係者
  4. 田中 信和(たなか のぶかず)

田中 信和(たなか のぶかず)

記事数:10

大阪大学大学院歯学研究科高次脳口腔機能学講座 顎口腔機能治療学教室

大阪大学大学院歯学研究科高次脳口腔機能学講座 顎口腔機能治療学教室

「田中 信和(たなか のぶかず)」の記事一覧

10件/10件

第21回 摂食嚥下障害の臨床Q&A「Drが経口摂取を許可してくれない場合はどうしたらいい?」

80歳の女性。数年前に肺炎の既往はあり。食事でムセがあったとのことで嚥下造影検査(VF)をしましたが、検査の結果少量の誤嚥があったようです。それ以来、経鼻経管栄養で禁食になってしまいましたが、患者さんやご家族からの経口摂取の訴えがよくあります。主治医は胃瘻にして経口摂取を

2016/5/31

第20回 摂食嚥下障害の臨床Q&A「どう対応する? ムセがひどくて食事が進まない患者さん」

 脳卒中後の73歳の女性、食事が再開となりましたが、頻繁にムセるため経口摂取が進みません。考えられる原因とその対応法が知りたい。  脳卒中後の嚥下障害は、脳卒中後遺症の中でもっとも対応が必要とされる障害のひとつです。食事中の頻繁なムセ、つまり誤嚥の原因は、脳

2016/5/24

第19回 摂食嚥下障害の臨床Q&A 「検査で誤嚥あり。禁食にしないとダメ?」

脳卒中後の70歳男性。入院中に行ったVF検査にて「誤嚥あり」と判定され禁食となっています。このまま、ずっと経口摂取を禁止にするしかないでしょうか?家族からも相談を受け困っています。 誤嚥による肺炎や窒息は、可能な限り避けたいものです。そのため、検査で誤嚥が認

2016/5/17

第16回 摂食嚥下障害の臨床Q&A 「嚥下内視鏡検査(VE)や嚥下造影検査(VF)ができないと嚥下機能は評価できない?」

当院では、嚥下造影検査(VF)の設備がなく、嚥下内視鏡検査(VE)を実施できるドクターも現在いません。VFやVEを使用しない嚥下機能評価法はありますか? また、嚥下障害を疑う患者さんにはどのように経口摂取(嚥下訓練)を進めていけばよいでしょうか? VEやVF

2016/4/19

第14回 摂食嚥下障害の臨床Q&A「家族が食べさせたいといったときどうする?」

本連載では、摂食嚥下障害を初めて学ぶ方も理解できるよう、摂食嚥下障害の基本とともに、臨床症状や実際の症例を通じて最新の嚥下リハ・ケアの考え方を解説します。 入院中絶飲食となっている患者さんの家族より「少しでもいいから口から食べさせたい」との相談を受けることが

2016/3/29

第13回 摂食嚥下障害の臨床Q&A「窒息を回避するには?」

本連載では、摂食嚥下障害を初めて学ぶ方も理解できるよう、摂食嚥下障害の基本とともに、臨床症状や実際の症例を通じて最新の嚥下リハ・ケアの考え方を解説します。 意思疎通が困難で食事介助が必要な患者さんについて。食事介助中の窒息の事例を何件か聞いたことがあります。

2016/3/15

第12回 摂食嚥下障害の臨床Q&A 「きざみ食はダメなの?」

本連載では、摂食嚥下障害を初めて学ぶ方も理解できるよう、摂食嚥下障害の基本とともに、臨床症状や実際の症例を通じて最新の嚥下リハ・ケアの考え方を解説します。 最近、「きざみ食は意味がない」「きざみ食は良くない」といった話を聞きます。当院の食形態にはきざみ食があ

2016/3/7

第11回 摂食嚥下障害の臨床Q&A 「とろみの加減はどの程度?」

本連載では、摂食嚥下障害を初めて学ぶ方も理解できるよう、摂食嚥下障害の基本とともに、臨床症状や実際の症例を通じて最新の嚥下リハ・ケアの考え方を解説します。 肺炎で入院している78歳パーキンソン病の女性。絶食となっていたが、症状の改善により主治医から嚥下訓練を

2016/2/29

第10回 摂食嚥下障害の臨床Q&A 「ムセがあったり誤嚥のおそれがある患者さんの食事時の姿勢は?」

本連載では、摂食嚥下障害を初めて学ぶ方も理解できるよう、摂食嚥下障害の基本とともに、臨床症状や実際の症例を通じて最新の嚥下リハ・ケアの考え方を解説します。 認知症のため食事介助が必要な高齢者。食事時にムセを認めるなど嚥下機能の低下を疑うので食事時の姿勢に注意

2016/2/22

第9回 摂食嚥下障害の臨床Q&A 「誤嚥性肺炎発症後の患者さんへ提供する食事形態の決め方は?」

本連載では、摂食嚥下障害を初めて学ぶ方も理解できるよう、摂食嚥下障害の基本とともに、臨床症状や実際の症例を通じて最新の嚥下リハ・ケアの考え方を解説します。 誤嚥性肺炎で入院している82歳、認知症の女性。食事再開の時にはどんな食形態から始めれば良いでしょうか?

2016/2/15