
HealthDay News編集部
記事数:192
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抗菌薬のネオマイシンを鼻の中に塗布することで、呼吸器系に侵入したウイルスを撃退できる可能性があるようだ。新たな研究で、鼻腔内にネオマイシンを塗布された実験動物が、新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスの強毒株の両方に対して強力な免疫反応を示すことが確認された。さらに、こ
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に1年半にわたって罹患していた免疫不全の男性患者が、ウイルスの新たな変異の温床となっていたとする研究結果が報告された。さらに悪いことに、確認された変異のいくつかは、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質に生じていた。これは、ウイル
財務省は、4月16日に開催された財政制度等審議会財政制度分科会で、医師や診療所の偏在を是正するため、地域別の診療報酬を導入するように提言した。診療所が過剰な地域では診療報酬の単価を引き下げる一方で、診療所が不足している地域では単価を引き上げる、地域別単価の導入を求めるものだ
高齢化により心不全の有病率は上昇し、マルチモビディティ(多疾患併存)の状態にある患者が増えている。このような患者を対象に、看護師が主導し多職種介入を行ったところ、死亡率が有意に低下したという結果が示された。これは大阪大学大学院医学系研究科老年看護学教室の竹屋泰氏、齊前裕一郎
妊娠中の母親の抑うつや不安、唾液中オキシトシン濃度が、子どもに対する情緒的な絆に影響する可能性を示唆する研究結果が新たに報告された。この研究は大阪大学大学院ウィメンズヘルス科学教室の渡邊浩子氏、金粕仁美氏らによるもので、「Archives of Women's Mental
厚生労働省は、4月10日に開催された社会保障審議会医療保険部会で、5~7月を「マイナ保険証利用促進集中取組月間」とし、医療機関等に2023年10月からのマイナ保険証の利用人数増加量に応じて、診療所・薬局に最大10万円、病院に最大20万円の一時金を支給する旨を報告した。
厚労省、最初の疑義解釈資料を都道府県などに送付――2024年度診療報酬改定 厚生労働省(以下、厚労省)は3月28日付で、都道府県などへの事務連絡として、2024年度診療報酬改定(以下、2024年度改定)のQ&Aに当たる疑義解釈資料その1(以下、Q&A)を送付した。Q&
造血幹細胞移植を受ける血液がん患者は、治療に伴い、身体的にも心理的にも大きな痛みを経験する。新たな研究により、患者が血液内科の無菌室で治療・療養している間、犬型ロボットの「aibo」と触れ合うことで、心理的ストレスが軽減されることが明らかとなった。東京医科大学血液内科学分野
認知症のリスク因子の中で修正可能なものとしては、糖尿病、大気汚染、飲酒という三つの因子の影響が特に大きいとする研究結果が報告された。英オックスフォード大学のGwenaëlle Douaud氏らの研究によるもので、詳細は「Nature Communications」に3月27
高齢者に対し、座って過ごす時間を減らすためのシンプルな介入を6カ月間実施したところ、1日当たりの座位時間を30分以上減らすことに成功し、収縮期血圧も低下したとする研究結果が報告された。米カイザーパーマネンテ・ワシントン・ヘルスリサーチ研究所のDori Rosenberg氏ら
厚生科学審議会疾病対策部会指定難病検討委員会は3月28日、医療費が助成される指定難病に、自然免疫の制御異常による過剰な炎症性サイトカインの産生を特徴とする遺伝性自己炎症疾患の「乳児発症STING関連血管炎」など、7疾患を追加する方針をおおむね了承した。
大都市の明るい光は人々の心をワクワクさせるかもしれないが、脳卒中リスクを高める可能性もあることが、浙江大学(中国)医学部のJian-Bing Wang氏らによる研究で示された。この研究結果は、「Stroke」3月25日号に掲載された。Wang氏らは、夜を明るく照らす屋外の人
厚生労働省(以下、厚労省)は3月22日の中央社会保険医療協議会(以下、中医協)総会で、プログラム医療機器の評価療養や選定療養について具体的な運用案を示し、中医協が承認した。高血圧治療補助アプリ等を保険適用後の使用は選定療養とするなど、2024年度診療報酬改定を踏まえた具体的
血糖値の変動が1型糖尿病患者の認知機能に影響を与える可能性のあることは古くから知られていたが、新たな研究によって、血糖値の変動パターンや患者の状態によって、認知機能への影響が異なることが明らかになった。血糖値が正常よりもわずかに高い時には、認知機能が高くなる傾向も見つかった
ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)の除菌治療に成功するかどうかは、虫歯の有無と有意に関連しているとの研究結果が示された。朝日大学歯学部口腔感染医療学講座社会口腔保健学分野の岩井浩明講師、友藤孝明教授らによる研究であり、詳細は「Scientific Reports」に2月19