9月末終了の「経過措置」27項目、継続算定には届出を――2024年度診療報酬改定

Cohn分類は何を判断するもの？ 　Cohn分類とは、無症候性心筋虚血を分類するためのスケールです。 　無症候性心筋虚血は、心電図検査や心筋シンチグラフィ検査などで心筋虚血所見を認めるにもかかわらず、胸痛や労作性息切れといった自覚症状を伴わない病態で、高齢者や糖尿病患者さ

　厚生労働省（以下、厚労省）は10月8日に開催された中央社会保険医療協議会（以下、中医協）総会および「診療報酬調査専門組織・医療機関等における消費税負担に関する分科会」（以下、分科会）で、控除対象外消費税の診療報酬による補てん状況の調査について、2020～2022年度の補てん

　オピオイド鎮痛薬（以下、オピオイド）はその多くが医療用麻薬に指定され、強い鎮痛作用を持つ。今回、がん以外の慢性的な痛みを抱える患者（非がん性慢性疼痛）において、オピオイドの使用量が睡眠の質と関連する可能性が示された。オピオイド未使用と比較して、高用量のオピオイド使用では総睡