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訪看ステーション「よつば」の公開カンファレンス

記事数:25

"「訪問看護に興味はあるけれど、1人で訪問するから不安」と身構えてしまう看護師も多いだろう。そこで訪問看護の現場で起こりがちな解決の難しい事例について訪問看護ステーション「よつば」で行っているカンファレンスを紹介する。"

「訪看ステーション「よつば」の公開カンファレンス」の記事一覧

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CASE9 障害を持ちながら子育てをする家族へのサポートを考える2

困難事例9 障害をもって子育てするAさんへのサポート ■前回のあらすじ 脊髄損傷(C8Th1)にて不全麻痺があり車椅子生活をされているAさん。 リスクを抱えながらも妊娠、32週で低出生体重児を出産。しばらく実家のサポートを受けて生活していたが、自立のため家族

2016/12/22

CASE09 障害をもちながら子育てをする家族へのサポートを考える1

困難事例9 脊髄損傷でありながら子育てをはじめたAさん 子供のころの事故で脊髄損傷(C8Th1)にて不全麻痺があるAさん。 受傷当事は、障害の受け入れに時間がかかったというが、前向きに現実と向き合い、車椅子生活になるも大きな体調の変化はなく過ごし、30歳で

2016/12/8

CASE08 サービスの導入を拒否する利用者さんへのアプローチ

困難事例8 サービスの導入を拒否する利用者さんのケース 78歳女性。関節リウマチと間質性肺炎があり、治療を続けているものの炎症反応はCRP=8mg/dl前後で経過中。 特に下肢の関節の腫脹と痛み、熱感が強く、トイレ歩行もままならない状態である。 娘と同居している

2016/11/24

CASE07 体重管理と家族指導の難しさを感じたケース

困難事例7 体重管理と家族指導の難しさを感じたケース 50歳男性。5年前に脳梗塞と脊椎梗塞を起こし下半身は完全麻痺。上半身は左側に不全麻痺がある。 発症当初は寝たきりの状態であったが、なんとか車椅子乗車を目指してリハビリを継続し、現在では1回に2時間は車椅子上

2016/11/10

CASE06 患者さんのために臆することなく積極的に医師との連携を!

困難事例6 下肢の難治性褥瘡を疼痛コントロールしているターミナルのケース 脊髄損傷から寝たきりのAさん(70歳、女性)。 長年、誤嚥性肺炎を繰り返し、治療を続ける間に、ほとんどの抗生剤に耐性がついてしまい難治性肺炎となった。 病院からは「入院していても肺炎に関し

2016/10/27

CASE05 難治性の褥瘡の治療法について模索する

困難事例5「順調に縮小傾向にあった褥瘡が一瞬で悪化してしまった」ケース イレウスで寝たきりの80歳男性。 半年前まではプリンやヨーグルトを1日半分程度は食べていたが、それさえ飲み込めなくなり、現在は完全に水分のみ摂取。 栄養は高カロリー輸液で補っている状態である

2016/10/13

CASE04 理解力に合わせたアプローチの工夫を

困難事例4「理解力が低く血糖コントロールが難しい」ケース 70歳男性、Aさんは20年前から糖尿病を指摘されていたが放置していた。 昨年10月、糖尿病が悪化し血糖管理を目的として3か月程度、入院している。 退院時のカンファレンスでは、「病識がなく内服管理も難しいと

2016/9/29

CASE03 「家族の協力が得られず、社会からも孤立している」ケース

困難事例3「家族の協力が得られず、社会からも孤立している」ケース Aさんは平成20年に脳梗塞を起こし、左上下肢不全麻痺になり、車椅子生活となった。 娘が1人いるがうつ病があり、社会生活にもともとあまり馴染めていなかった様子である。車椅子生活になってからは、夫が

2016/9/15

CASE02 やり場のない痛みのコントロールと向き合う

困難事例2「“誰もから見放されてしまった”という、やり場のない痛み」があるケース 64歳女性。59歳のとき、自動車事故で頸髄(C3.4)を損傷し緊急入院。 車椅子生活になると同時に嚥下機能も不完全となり、退院後も誤嚥を繰り返していた。 長年の車椅子生活と誤嚥性肺

2016/9/1

CASE01 口の中のネバネバの影には意外な原因が・・・

「訪問看護に興味はあるけれど、1人で訪問するから不安、自分にはとっさの判断能力がないから無理」などと身構えてしまう看護師は多いのではないだろうか。 訪問看護は確かに現場では1人だが、実は同じステーションのスタッフや多職種と連携しているからこそ提供できる仕事でもある。

2016/8/18