高齢者ケアの「困った!」を解決!
記事数:20
"連載「高齢者ケアの「困った!」を解決!」の記事一覧です"
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ワザ1 薬がうまく飲めないときは、剤形を変えたり自助具を使って工夫する! 薬物がうまく服用できない患者さんに対しては、その理由に応じた対応を行うことが大切です。 [嚥下に問題がある] 錠剤やカプセル剤が大きくて飲み込めない 散剤や液剤へと患者さんが
治療をスムーズに進めるため、あるいは安全・安楽に支援するために、高齢者特有の症状や機能低下について解説します。 【関連記事】 ● 服薬状況を見える化できる服薬カレンダーと服薬ボックス 【ケア&対応についてはこちら】 ● 【服薬管理】ケア&対応の5つのワザ
すべての薬物は体内に入ってから「吸収」「分布」「代謝」「排泄」という過程を経ます。これを体内動態といい、これを理解すれば、身体の変化がどうして薬物に影響を及ぼすかがわかりやすくなるので、ぜひ、覚えておきましょう。 さらに詳しい解説はこちら! ■薬物の体内動
治療をスムーズに進めるため、あるいは安全・安楽に支援するために、高齢者特有の症状や機能低下について解説します。今回は、「加齢がもたらす悪影響」です。 影響1 消化管の機能が低下する →内服薬(能動輸送)の吸収率低下 消化液の分泌、消化管の運動量・
ワザ1 心理的影響が強い頻尿なら、安心感を与える! 頻尿の原因が失禁への不安である場合、その不安を軽減することが第一です。トイレまでの距離が心配なのであれば、ポータブルトイレを使ったり、トイレまで近い病室に変更するなど、移動時間をできるだけ短くすることで不安を軽減し
A 原因によって対処が異なるので、原因を見極めます 下痢の主な原因には、以下4つがあります。 ①浸透圧性下痢:未消化の大量の食物等により腸壁から大量の水分が分泌する ②滲出性下痢:細菌やウイルスにより腸粘膜が炎症を起こす ③分泌性下痢:難治性潰瘍な
治療をスムーズに進めるため、あるいは安全・安楽に支援するために、高齢者特有の症状や機能低下について解説します。 排泄 1 頻回な夜間のトイレ──頻尿なのか、不眠なのかを見極める 患者さんが頻尿の場合、排尿状況を確認し、その原因を考えます。排尿状況の確
治療をスムーズに進めるため、あるいは安全・安楽に支援するために、高齢者特有の症状や機能低下について解説します。今回は、「加齢がもたらす悪影響」です。 [排泄にかかわる機能への悪影響] 影響1 膀胱機能・尿道機能が低下する →残尿感/頻尿/失禁
睡眠障害は、加齢に伴う身体機能の低下だけでなく、環境適応能力の低下、治療薬の影響、せん妄などさまざまな要因によって引き起こされます。 ▼関連記事 認知症・認知機能障害の看護ケア|原因、症状、アセスメントのポイント 睡眠障害かどうかをアセスメン
ワザ1 日常ケアに機能訓練を取り入れる 口腔機能訓練を無理なく継続するためには、日常のケアの中にちょっとした機能訓練を取り入れていくとよいでしょう。 例えば、顔を拭くときに頬の筋肉をマッサージしたり、体位変換ごとに首の後ろや肩の部分をマッサージすることで、筋肉
A. 認知症により、食べる意識や意欲が減退することがあります 認知症には、失認と失行という症状があります。 失認 聴覚や視覚などの感覚には障害がないにもかかわらず、対象を認識できない状態です。食物をうまく認識できないために、食欲がなくなり摂食障害が起こり
A. 複数の障害が乗じて、さまざまな摂食・嚥下障害が現れます 脳血管障害によって意識や認知機能の低下が生じると、嚥下反射のタイミングが合わずに誤嚥を起こす、食べ方や食物を認識できない、口が開けられない、咀嚼ができない、食塊の送り込みができないなどの摂食・嚥下障害が起
治療をスムーズに進めるため、あるいは安全・安楽に支援するために、高齢者特有の症状や機能低下のアセスメント方法を紹介します。今回は「摂食・嚥下障害」です。 1 日々のケアの中でも嚥下機能を観察する 摂食・嚥下障害は、高齢者に起こりがちです。日頃から注意す
治療をスムーズに進めるため、あるいは安全・安楽に支援するために、高齢者特有の症状や機能低下について解説します。今回は、「加齢がもたらす悪影響」です。 影響1 嚥下筋の筋力が低下する →嚥下障害(むせ・誤嚥)/誤嚥性肺炎 嚥下では、口腔期、咽頭期、
▼看護師のコミュニケーションとマナーについて、まとめて読むならコチラ 看護師のコミュニケーションとマナー ワザ1 話のつじつまが合わなくても追求しない 認知症患者さんの話のつじつまが合わない場合でも、「~でつらいの」と言ったのであれば、「つ