高齢者の睡眠障害|アセスメント・看護ケア
- 公開日: 2014/7/23
睡眠障害は、加齢に伴う身体機能の低下だけでなく、環境適応能力の低下、治療薬の影響、せん妄などさまざまな要因によって引き起こされます。
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睡眠障害かどうかをアセスメントする4つのポイント
1 患者さんが本当に眠れていないのか確認する
「患者さんは『眠れない』と言っているが、夜間ラウンドしたときはいびきをかいて寝ていた」など、看護師の観察と患者さんの訴えが一致しないことはよくあります。その場合は、まず睡眠状況を時系列で記録した「睡眠チェック表」を用いて確認するようにしましょう。
(表 睡眠チェック表)
「眠れない」という訴えが強いと、看護師はつい「ずっと眠れていない」と思いがちですが、記録を取ることで、多角的に見れば寝られていそうだと判断することもできます。また、その表を患者さんに見せることで、「結構寝ていたんだ」と、安心してもらえるかもしれません。
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