1. トップ
  2. 看護記事
  3. 医療・看護技術から探す
  4. 老年看護
  5. Q.脳血管障害の場合は どんな影響があるの?

【連載】高齢者ケアの「困った!」を解決!

Q.脳血管障害の場合は どんな影響があるの?

  • 公開日: 2014/7/16

A. 複数の障害が乗じて、さまざまな摂食・嚥下障害が現れます

脳血管障害によって意識や認知機能の低下が生じると、嚥下反射のタイミングが合わずに誤嚥を起こす、食べ方や食物を認識できない、口が開けられない、咀嚼ができない、食塊の送り込みができないなどの摂食・嚥下障害が起こります。

その結果、食物が口腔内で広がったり、口からこぼれる、などの症状がみられます。

また、片麻痺が起こると、食事姿勢の保持が困難になったり、麻痺側の握力低下や手指が動かせないことで、食物がつかめない、自分で箸やスプーンなどがうまく使えないなど、食事動作に支障が出ます。

(『ナース専科マガジン』2013年2月号から改変利用)

この記事を読んでいる人におすすめ

カテゴリの新着記事

脳腫瘍のある患者さんに関する看護計画

脳腫瘍のある患者さんに関する看護計画  脳腫瘍とは頭蓋骨の中にできる腫瘍の総称であり、原発性脳腫瘍と転移性脳腫瘍の2つに大別されます。原発性脳腫瘍は、脳の細胞や膜から発生するものをいい、転移性脳腫瘍は、他の部位からのがん細胞が脳に転移して発生するものをいいます。さらに原発性

2025/6/27