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栄養療法のチカラ

記事数:10

"連載「栄養療法のチカラ」の記事一覧です"

「栄養療法のチカラ」の記事一覧

10件/10件

グルタミンによる周術期合併症軽減の取組み―栄養素の域を超え、グルタミンの特性を利用して―②

周術期の合併症軽減を目的としたグルタミン強化療法は、そのエビデンスが確立されないままでした。しかし、我々はグルタミンの特性を知り、経口摂取でありながらも施行する周術期『グルタミン+BCAA療法』では、術後の合併症を減少させ、また化学療法による筋肉減少対策ともなる、安全で質

2016/1/10

グルタミンによる周術期合併症軽減の取組み―栄養素の域を超え、グルタミンの特性を利用して―①

周術期の合併症軽減を目的としたグルタミン強化療法は、そのエビデンスが確立されないままでした。しかし、我々はグルタミンの特性を知り、周術期に『グルタミン+BCAA療法』を経口摂取にて施行することで、術後の合併症を減少でき、安全で質の高い医療を提供することできました。

2015/12/20

頭頸部がんにおける栄養素のチカラ ―頭頸部外科医の視点から―

がん患者さんは、抗がん薬治療による体重減少・皮膚障害などの副作用が大きな問題となります。また、放射線療法によっても皮膚障害が現れます。がん治療における体重減少や皮膚障害へ適切に対策することで、患者さんのQOLや治療の継続率が高まり、予後を大きく改善します。 本記事で

2015/10/18

がん化学療法完遂のための新たな展開―術後筋肉量の重要性と完遂への秘策

がん患者さんを診ている消化器外科の医師を中心に表題のテーマで会議を開催し討議された内容です。 ONS(Oral Nutrition Supplementation)を継続して行うために 胃がん補助化学療法として術後にS-1を投与することで術後生

2015/8/16

経腸栄養管理を安全・確実に行うために「看護師にできること」【PR】

経腸栄養は生理的かつ安全な投与ルートとして、NSTの普及や栄養療法への関心の高まりと共に実施数が増加してきました。 2016年2月25・26日に開催される第31回日本静脈経腸栄養学会学術集会では、メインテーマとして「臨床栄養におけるリスクマネジメント―臨床栄養の質の

2015/7/19

がんの集学的治療とONSの役割

ONS(Oral Nutrition Supplementation)の重要性 がん患者さんでは、がん自体による直接的な影響のほか、手術や薬物治療の副作用に伴う食欲低下により、しばしば体重減少を認めます。 痩せは健常者においても死亡率を高めるほか(図1)1)、

2015/6/14

連携による⾜病治療で無用な下肢切断から足を救う! AAAの活動

近年の下肢医療の進歩とチーム医療により、糖尿病足病変の治療において下肢切断を回避できるようになってきました。そこで今回、下肢切断の回避を広めるために2014 年2月10 日(フットケアの日)に「Act Against Amputation(AAA)」を立ち上げられました、

2015/5/17

分子標的薬による皮膚障害

2015年2月28日(土)~3月1日(日)、パシフィコ横浜にて第29回日本がん看護学会学術集会が開催されました。初日に行われたアボットジャパン株式会社共催ランチョンセミナーでは、大腸癌治療薬である抗EGFR抗体による治療と、その副作用である皮膚障害へのケアについて解説され

2015/4/19

がん治療中、食事で困ったこと~抗がん剤服用患者の栄養補給に関する調査結果より~

株式会社QLife(キューライフ)が全国のがん患者さん500名に行った栄養補給に関するアンケートによると、抗がん剤治療を行ったがん患者さんの多くが「倦怠感・疲れ」「食欲不振」「嘔気・嘔吐」等の症状により、食事に影響して困っていることが明らかとなりました。 抗

2015/3/15

がんになったらどんな食事をすればいいの? ~みるみる体力が落ちて、痩せていく場合~

日本人の2人に1人ががんになる時代です。誰もががん予防の魔法のような食事があればいいなあと思うはずですが、残念ながら、現時点ではエビデンス(科学的根拠)のある食事はありません。 理論的には、発がんを抑制する栄養素はありますが、きちんとした実験や研究での確認はできてい

2015/2/22