第9回 みね子、はじめての受け持ち患者さんを思い出す、の巻
- 公開日: 2014/6/1
内科病棟に配属されたスガオ。プリセプターとなったSAKURAから指導を受けつつ、現場に慣れてきたある日のこと……。
くまみー先輩! お疲れさまです。
横須賀さん。どうですか? 現場に慣れてきましたか?
そうっすね。内科病棟もけっこう楽しいですよ。
楽しい……。なんでそんなに余裕があるんですか。私が新人の頃は毎日いっぱいいいっぱいだったけど。
無表情だったけど、いっぱいいっぱい感丸出しだったわよね。
先輩! だって、しょうがないじゃないですか。わからないことばかりだし、先輩たちからは、新人は患者さんから意地悪されるってウワサで聞いて、毎日緊張していたんですよ。
そうね。初めて患者さんを受け持つときも、大騒ぎしてたものね。
そうでした。確か先輩の秘蔵のデータベースでは、「言葉遣いに気を付けること」という先輩たちからのアドバイスがありました。
言葉遣いは、自分も気をつけなくちゃいけないっすね。
敬語を使えばいいってものでもないのよ。患者さんに対する謙虚さや丁寧さが大切ってことなの。
なるほど。自分もそろそろ患者さんを受け持つようになるんですかね。
そうね。すがっちの場合、業務に不安はないし……。ほかの新人たちも受け持たされるころかもね。いちおうデータベース見てみましょうか。
はい!
次では、みんなの「はじめての受け持ち患者さん」について紹介します。