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[医療提供体制] コロナワクチン用冷凍庫の稼働停止、電力不足が原因

  • 公開日: 2021/3/5
 医療機関で超低温冷凍庫(ディープフリーザー)の稼働が停止し、その中の新型コロナウイルスワクチンが使用できなくなった事案について、厚生労働省は2日、同じ電源コンセントに複数の機器が共有されて使われていたことによる電力不足が原因だとする調査結果を公表した。同省の担当者は「専用ブレーカーを備えた専用回路での使用をお願いしたい」と話している。 この事案は、新型コロナワクチンの先行接種を実施している病院で2月26日の夜、ディープフリーザーが「故障」して保管温度を逸脱した結果、その中にあったワクチン(最大1,032回接種分)が使用できなくなったというもの。報告を受けた厚労省が3月1日、明らかにした。 しかし、ディープフリーザーの納入会社が2日、その病院へ出向いて調査をしたところ、故障は認められず、電力不足に陥ったことが原因だと判明した。 それを受けて厚労省は同日、都道府県などに事務連絡を出し、ディープフリーザーを設置している医療機関などへの注意喚起を行った。

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