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[医療機器] 新型コロナウイルス抗原迅速診断キットを自主回収

  • 公開日: 2021/11/10
 厚生労働省は8日、デンカ(東京都中央区)が新型コロナウイルス抗原迅速診断キット「クイックナビ TM-COVID19 Ag」(以下、抗原簡易キット)の自主回収を開始したと発表した。回収分類は「クラスII」。同社より「当該製品における一部の使用部材不良により、一部の製品に偽陽性率が高まる可能性があることを確認した」との報告を受けたことによる対応。回収の対象は、2020年12月14日から20年12月25日にかけて出荷された130万個(13万箱)。 自主回収される抗原簡易キットは、「医療機関・高齢者施設等への抗原簡易キット配布事業について」(21年6月9日付、事務連絡)に基づく事業にて、既に当該130万個のうち120万1,300個が配布されている。同省では配布済み抗原簡易キットについて「厚生労働省等からデンカに対し配布先リストの送付等を行い、費用負担も含め同社の責任の下で新しい抗原簡易キットの交換が行われる予定」と言及している。なお、現在までに国内外において重篤な健康被害が発生したとの報告はないとのこと。

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