[診療報酬] 入院医療への評価の見直しで意見が対立 中医協・総会
- 公開日: 2021/8/27
中央社会保険医療協議会の総会が25日に開かれ、入院医療への評価の見直しに2022年度にどう対応すべきかを巡り、意見が対立した。新型コロナウイルスの感染が拡大し、20年4月に行われた診療報酬改定の影響の見極めすら難しい中、診療側の城守国斗委員(日本医師会常任理事)は、評価体系の大幅な変更は困難だと主張した。これに対し、支払側の幸野庄司委員(健康保険組合連合会理事)は、地域医療構想に沿って医療提供体制を再編する上で22年度が重要な1年になるという認識を示し、診療報酬による強力な後押しを求めた。
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