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[医療提供体制] 病床使用率、5割を超える地域も増加 厚労省

  • 公開日: 2022/8/6

 厚生労働省は、3日に開催された第93回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。病床使用率については、「ほぼ全国的に増加が続き、大都市を始めほぼ3割を超え、5割を超える地域も増加している」と分析している。


 7月27日時点の全国の入院者数は2万1,668人で、1週間前と比べて5,321人増えている。重症者数や死亡者数も増加傾向が続いており「今後の動向に注意が必要」としている。
 また、新規感染者数の増加に伴い、療養者数も増加が継続していることを取り上げ「病床使用率は、ほぼ全国的に上昇傾向が続き、医療提供体制に大きな負荷が生じている」と解説している。
 特に沖縄県では、病床使用率の上昇が継続しており「7割を超えて厳しい状況」と説明。全国的にも、医療従事者の感染が増加していることによって医療提供体制への負荷が生じているという。
(厚生政策情報センター)

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