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[医薬品] 国内4例目、米ノババックス製のコロナワクチンを承認 厚労省

  • 公開日: 2022/4/21

 厚生労働省は19日、国内で4種類目となる新型コロナウイルスワクチンを承認した。早ければ5月下旬から、その接種を開始できるようにする。


 今回承認されたのは、米ノババックスが開発した新型コロナワクチン「ヌバキソビッド筋注」。接種対象は18歳以上の人で、初回免疫では1回当たり0.5mLを2回、3週間の間隔で筋肉内に接種する。1回目の接種から3週間を超えた場合は、できる限り速やかに2回目の接種を実施するよう留意する。
 また、追加免疫では通常、2回目の接種から少なくとも6カ月経過した後に3回目の接種を行うことができる。
 ノババックス製は、組換えタンパクワクチン。既に国内で承認された米ファイザー製やモデルナ製などとは異なる仕組みで、これまでの接種によりアレルギー反応が出た人などにとって新たな選択肢となる。
 武田薬品工業が、ノババックスから技術移管を受けて国内でワクチンの生産・流通を行う。武田薬品工業は今後およそ1年間で、1億5,000万回分を供給する契約を厚労省と締結している。
(厚生政策情報センター)

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