[医療提供体制] 医師数33万9,623人で前回に比べ3.8%増 厚労省
- 公開日: 2022/3/19
厚生労働省は17日、2020年の「医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」を公表した。全国から届け出のあった医師数(20年12月31日現在)は、18年の前回調査と比べて1万2,413人(3.8%)増の33万9,623人となった。なお、歯科医師は10万7,443人、薬剤師数は32万1,982人。
医療施設(病院・診療所)に従事する医師数を性別でみると、男性が24万9,878人(前回比2.5%増)で女性は7万3,822人(8.1%増)となった。医師数における女性の構成割合は22.8%。
主に従事している「施設・業務」の種別では、「医療施設の従事者」は32万3,700人(構成割合95.3%)で、前回に比べ1万1,737人増加している。また、「介護老人保健施設の従事者」は3,405人(1.0%)で、前回と比べ17人増、「医療施設・介護老人保健施設・介護医療院以外の従事者」は9,419人(2.8%)で88人増となった。
「施設・種別」では、「病院(医育機関附属の病院を除く)」が15万8,993人と最も多く、「診療所」10万7,226人、「医育機関附属の病院」5万7,481人となっている。
従事する主たる「診療科」については、「臨床研修医」を除けば「内科」が6万1,514人(19.0%)で最も多く、次いで「整形外科」2万2,520人(7.0%)、「小児科」1万7,997人(5.6%)、「精神科」1万6,490人(5.1%)などの順になった。
(厚生政策情報センター)
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