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第10回 母乳育児が母親にもたらす利点
本連載では、医療人として、母親として理解しておきたい母乳育児について、第一人者である水野克己先生が解説します。 実は母親にも利点が多い母乳育児 母乳育児の利点というと“児に対する利点”と考えるがちですが、実は母乳育児は母親への利点も大きいのです。
第1回<準備編①>12誘導心電図の貼り方
【関連記事】 ■12誘導心電図の正しい手順と貼付部位の探し方 12誘導心電図を正しくとる 12誘導心電図を正しくとるというのは、慣れてしまえば簡単なことなのですが、初心者やときどきしかとる機会のない人、昔はよくとっていたがもう長い間とっていない人達にとっては
第1回 多職種による医療安全チームで行うチューブ・ドレーン管理【PR】
病院全体の医療安全を考えるとき、看護部の牽引だけでは、職種の壁を超えて意識を高めることはなかなか難しいのかもしれません。 ならば、専門知識をもち寄り、誰でも同じように使いこなせる専用品を取り入れてはどうかと考えた病院があります。 今回は、姫路聖マリア病院が一丸となって
気管切開の分類と閉鎖の条件|閉鎖すると声を出せるようになる?
▼気管切開についてまとめて読むならコチラ 気管切開とは? 気管切開の看護 気管切開は目的によって2つに分類 ミュージシャンや音楽プロデューサーが喉頭がんのため、術後に声を失ってしまったというニュースをよく耳にします。気管切開を行うと一生声を出せ
第19回 部位別のエンゼルメイク(1)点滴やカテーテルなど医療器材の取り外し
臨終を迎えた患者さんの人格や尊厳が失われないよう、ご遺体がみなさんの手を離れるまでケアを行なう「エンゼルケア(逝去時ケア)」。本連載ではそのエンゼルケアの実践法を解説します。 ▼エンゼルケアについて、まとめて読むならコチラ エンゼルケア(逝去時ケア)とは?
瞳孔反射(対光反射・輻輳反射)の見方、眼球運動の試験-中枢神経系アセスメント
【関連記事】 ● マンガでわかる! 意識レベルのアセスメント● 急変時に行う「迅速評価→1次評価(ABCDE)→2次評価(SAMPLE)」とは? 瞳孔反射の見方 瞳孔反射は対光反射や輻輳反射により検査しますが、瞳孔は明るいところでは収縮するので、できるだ
第38回 語ることによって生まれる力
医療者が患者の治療・ケアを行ううえで、患者の考えを理解することは不可欠です。 そこで、患者の病いの語りをデータベースとして提供しているDIPEx-Japanのウェブサイトから、普段はなかなか耳にすることができない患者の気持ち・思い・考えを紹介しながら、よりよい看護のあり
第4回 特定行為研修についての誤解?
特定行為研修が制度化されてから、7カ月が経ちました。 平成28年2月現在、特定行為研修機関は、21施設となりました。 研修期間は、厚生労働省(以下厚労省)のホームページ「特定行為研修を行う指定研修機関」から見ることができます。 とはいえ、2025年には、10
気管切開の適応になるのはどんなとき?
▼気管切開についてまとめて読むならコチラ 気管切開とは? 気管切開の看護 気管切開の適応は大きく3つ 気管切開の処置は老若男女問わず、救急室や集中治療室などの超急性期から、在宅介護や療養施設などの慢性期まで幅広くみられます。そのため、日常的
摘便・浣腸の方法と注意点
今回は、摘便・浣腸を行う際のコツや注意点を解説します。 【関連記事】 * 摘便とは|適応・禁忌・手順・コツ〜根拠がわかる看護技術 摘便のコツ・注意点 摘便前に肛門をタッピングまたはマッサージする 摘便は単に指の腹で便を摘み出すことではなく、栓にな
第6回 ストーマサイトマーキングの目的と手順
▼ストーマについてまとめて読むならコチラ ストーマとは? ストーマケアについて ストーマサイトマーキングを行う目的 マーキングの基本をおさえる! ストーマサイトマーキングを行う目的は、QOLの維持と合併症の予防です。マーキングの基
第3回「特定研修」に行ってみたい!行くための準備はどうする?
もっと患者さんにより良いケアをするために勉強したいな・・・。 もっと自分のアセスメントに自信がもてたら・・・。 憧れの先輩のように、患者さんに説明できたらいいのに・・・。 「そうだ、特定研修を受けてみたい!」と思ったとき、何から始めたらいいか迷いますね。 ※特定研修を
第5回 ストーマ患者さんの術前から社会復帰までの流れ
近年、在院日数の短縮で手術前の入院が非常に短くなり、術前オリエンテーションは外来で始めることが多くなっています。また、術後から退院までの2週間程度で患者さんは身体的回復を期待され、ストーマのセルフケアも覚えなければなりません。 そこで今回は、ストーマ造設が決まった患者さ
第1回 慢性腎臓病・腎不全ってどんな病態? 特徴的な症状は?
新たな国民病ともいえるCKD 日本における腎疾患患者は年々増加しており、厚生労働省の人口動態統計(確定数)の概況によれば、平成26年(2014年)において、腎不全は死因の第7位を占めており、日本国民の健康に重大な影響を及ぼす疾患と言っても過言ではありません。 また
温罨法や腹部マッサージは便秘に効果がある?
ナース専科コミュニティ会員にアンケートを実施し、排便や排尿にかかわることで実際に困っていることを集め、皮膚・排泄ケア認定看護師に解説してもらいました。 温罨法や腹部マッサージは便秘に効果がある? 温罨法により便通を促すことができるという報告がある