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第3回 低流量酸素投与システムと高流量酸素投与システムの違いとは?

「酸素素は5L、マスクで流して」「吸入酸素濃度は50%」「血液ガスの酸素分圧100mmHg」--。 酸素という同じ気体を表すのに、「L」「%」「mmHg」といった、さまざまな単位が用いられます。日常業務で医師の指示に従うだけなら、単位なんてオマケみたいなものかもしれ

2014/8/4

「地域包括ケア」とは? 在宅医療・介護が強化される理由と看護師の役割

今回は、「地域包括ケア」について解説します。 在宅医療・介護が強化される理由 理由1 高齢者の増加に伴う医療費の増大 在宅医療・介護の強化が求められるようになった背景の一つには、高齢者の増加に伴う医療費の増大があります。 2025年には第一

2014/8/4

【問題4】500ml×3本を、24時間 小児用ルートで投与する時、10秒間の滴下数は?

問題 小児用ルートを使用して、●●輸液500ml×3本を、24時間で投与する指示を受けました。 10秒間の滴下数はいくつでしょうか? 解答・解説は次のページです。 解答 約10滴 解説 小児用ル

2014/8/4

【高リン血症】原因・症状・治療ポイント

高リン血症の原因 血清P濃度が5.0mg/dl以上のとき、高P血症と診断されます。これは、過剰なPを腎臓で排泄できない状態を示します。 原因には、Pの過剰摂取と排泄量の低下があります。Pの排泄は90%以上が腎臓から尿中へと出されるため、腎機能が低下する

2014/8/3

皮膚状態・腹部の観察、腹部の聴診法|消化器のフィジカルアセスメント(1)

アセスメントは、患者さんとの会話やケアを通じて全身の状態に目を向け、五感をフルに活用することが大切です。ここでは系統別にフィジカルアセスメントのテクニックをまとめました。普段行っているアセスメントの流れと手技を再確認してみましょう。 消化器のフィジカルアセス

2014/8/2

第2回 末梢循環・浸透圧について知って看護に役立てよう

前回(第1回 浮腫とアルブミン)は浮腫やその原因となるメカニズムについて解説してきました。今回は、 浮腫とアルブミンの解説でもたびたび出てきた、末端循環と浸透圧というメカニズムについて詳しく解説していきます。 体液の組成 成人では体重の約60%が体液で占められ

2014/8/2

リンの調整機序(吸収と排泄) 3つのポイント

リンの調整機序 ポイント1 摂取したPは腸管で吸収、同量を腎臓から排泄 体内のPは、85%がCaとともに骨に蓄積されています。残る14%ほどが軟部組織に、1%以下が細胞外液にあります。 細胞内のPは主要な陰イオンであり、糖代謝、酸塩基平衡の維持へ

2014/8/2

尿量を「0.5ml×Kg(体重)/h(時間)」に維持するべき理由

【関連記事】 ● 1日当たりの最低必要尿量ってどのくらい? ● 1日当たりどのくらいの水と電解質量が必要? 体重50kgの患者の場合、25ml/ hを維持 術後の観察項目として尿量測定は欠かせません。そして「0.5ml×Kg(体重)/h(時間)」を下回

2014/8/1

【高マグネシウム血症】原因・症状・治療ポイント

高マグネシウム血症の原因 血清Mg濃度が2.7mg/dl以上のときに診断されます。Mg過剰の原因には、腎機能障害による腎排泄の低下と大量のMg摂取の2つがあります。 最も多いのがGFR 30ml/分以下の腎不全で、このほか腎機能が低下した高齢者などでも起こりや

2014/8/1

【低マグネシウム血症】原因・症状・治療ポイント

低マグネシウム血症の原因 血清Mg値が1.25mg/dl以下でMg欠乏が疑われます。主な原因には、腎排泄の亢進と腎外性の2つがあります。 前者では、腎機能低下による尿細管での再吸収の減少、後者では長期的なMgの摂取不足や、下痢・嘔吐などでの排泄過多が挙

2014/8/1

【服薬管理】ケア&対応の5つのワザ

ワザ1 薬がうまく飲めないときは、剤形を変えたり自助具を使って工夫する! 薬物がうまく服用できない患者さんに対しては、その理由に応じた対応を行うことが大切です。 [嚥下に問題がある] 錠剤やカプセル剤が大きくて飲み込めない 散剤や液剤へと患者さんが

2014/8/1

【問題3】500mlを60ml/h 成人用ルートで投与する時、1分間の滴下数は?

問題 成人用ルートを使用して、○○輸液500mlを60ml/hで投与する指示を受けました。 1分間の滴下数はいくつでしょうか? 解答・解説は次のページです。 解答 20滴 解説 成人用ルートは1ml

2014/7/31

マグネシウムの調整機序

【関連記事】 ■電解質とは?身体のしくみと電解質異常 マグネシウムの調整機序 酵素の活性化、蛋白合成、CaやKの代謝に関係 Mgは生体内でNa、K、Caの次に多い陽イオンであり、Caとともに骨の主要な成分です。成人での体内総量約25g(2000

2014/7/31

輸液量(成人、小児の場合)は水分喪失予定量が原則

どんなケースにも共通する輸液管理の基本的な考え方について整理しておきましょう。 1日の輸液量=1日の水分喪失予定量 成人の場合 輸液は失われる予定分を補給するのが原則です。 成人の輸液量は、1日の水分喪失量と同じ40mL/kg/日が目安にな

2014/7/31

【服薬管理】アセスメントの4つのポイント

治療をスムーズに進めるため、あるいは安全・安楽に支援するために、高齢者特有の症状や機能低下について解説します。 【関連記事】 ● 服薬状況を見える化できる服薬カレンダーと服薬ボックス 【ケア&対応についてはこちら】 ● 【服薬管理】ケア&対応の5つのワザ

2014/7/30