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第6回 パパやママの病気を子どもに知らせる方法(後編)

がんと診断された患者さんが子どもにその事実を伝えるとき、どのような情報をどのように伝えればよいのでしょうか。子どもに病気であることを話すときのポイントを紹介します。 がんを伝えるときポイントとなる3つのC 親にがんと告げられたとき、子どもが混乱する大きな原因の一つ

2011/8/23

第5回 パパやママの病気を 子どもに知らせる方法(前編)

がんなどの死に至る深刻な病気を発症した場合、その事実を子どもに伝えるべきか、あるいは伝えないでいるべきかは、重大な問題の一つです。迷いをもつ患者さんが、医師や看護師などの医療者にアドバイスを求めることも少なくありません。子どもに親の病気を伝えるときには、何に配慮し、どのよ

2011/8/16

【口渇の看護】口渇の原因とメカニズム(脱水・ドライマウス)、アセスメント

口が渇く原因は、脱水症によるものと口の中だけが渇くものに分けられます。 脱水症に起因している場合は、緊急対応が必要なケースもあります。 口渇のメカニズムやアセスメントの仕方を知って、 どちらに起因しているのかを鑑別し、適切な看護につなげましょう。 まずは、これを

2011/8/15

第24回 栄養管理の重要性

『看護師のための輸液管理』というテーマで24回、連載させていただきました。その最終回のタイトルは『栄養管理の重要性』としました。輸液管理は、ある意味、栄養管理の一環として行う、ということでもありますから。 輸液管理とリスクマネジメント ナースにとって、日常業務の中

2011/8/10

第4回 年齢によって「死」の捉え方は どう違うか(後編)

前編に続き、年齢による親の病気や死の捉え方の違いについて考えていきます。特にかかわりが難しいという声を聞く思春期の子どもたちについて、彼らにはどのように接していくのが望ましいのでしょうか。 思春期の子どもにはかかわりにくい? 子どもというと、どうしても小さな子ども

2011/8/9

第3回 年齢によって「死」の捉え方は どう違うか(前編)

親をはじめ、子どもにとって大切な人が亡くなる場合、そのことを事前に知らせることは、子どもの発達の面からも大切です。死を伝えることで、決して悲しみが軽くなるわけではありませんが、残された時間を意識しながら一緒に過ごし、子どもなりのお別れができるからです。「子ども」と一言でい

2011/8/2

第2回 亡くなる患者さんの子どもとのかかわりに迷う理由(後編)

死を前にした患者さんの子どもには、どのようにかかわり、親の死を伝えればよいのでしょうか。患者さんや子どもをとりまく状況面から考えた、医療者側によるアプローチの可能性について、具体的に考えていきます。 なぜ、子どもへのケアが大切なのか? 子どもも大人と同様に、大切な

2011/7/26

第1回 亡くなる患者さんの子どもとのかかわりに迷う理由(前編)

死を前にした患者さんの家族に、成人前の子どもがいるケースは少なくありません。そのような子どもに対して、「どう声をかけていいのか、迷ってしまう」「何をすればいいのか、わからない」などと悩んだり、戸惑ったことがあるのではないでしょうか。 第1回は、現場でそのような戸惑いの生

2011/7/14

第23回 本物のNSTとは

NST(栄養サポートチーム・栄養管理チーム)とは NSTとは、Nutrition support teamの略語です。日本語では栄養サポートチーム、栄養管理チームと表現されています。この連載を読んでおられる方は、NSTとはなんぞや、という質問には容易に答えることができる

2011/5/17

第22回 CRBSI予防対策は当然のこととして実施されていなければならない!

CRBSIとは、Catheter-related bloodstream infectionの略語で、血管内留置カテーテル関連血流感染症と日本語では表現されています。かつてはCRS:catheter related sepsis、カテーテル敗血症という簡単な用語が使われていた

2011/5/16

【災害看護】院内で地震に遭ったら…災害時の院内ケア

安全確保 災害時の安全確保は、「安全に関する3つのS」(3 Safety)の順に従って行います。 安全に関する3つのS ●Self――――自分自身の安全 看護師自身が負傷しては、患者さんの安全を守ることができません。緊急地震速報を受けてから地震が来るまでの5秒程度

2011/3/23

第21回 上腕ポートについて

ポート(図1)。既に説明しましたね。使用方法、合併症、利点や欠点、などについてはもう理解していただいていると思います。 さて、ポートを使う目的は何だったでしょうか?具体的なことは別にして、とにかく、ポートを使わない期間には投与ラインから解放され、さらにポート自体が皮下に埋

2011/3/22

災害時の看護ボランティア活動の知恵袋 ~発災後1ヶ月程度まで~

~発災後1カ月程度まで~ 1)準備 ●自己完結型の準備 服装:身軽、安全、着脱しやすい、腕章;看護ボランティアと分かるもの 物品:生活必需品(寝袋・食料・水 等) 活動必需品(地図、コミュニケーションツール等連絡手段、医療器具(血圧計、聴診器等)、記録用紙等)

2011/3/17

日本フットケア学会レポート

2月9、10日に、パシフィコ横浜にて「第11回日本フットケア学会/第5回日本下肢救済・足病学会 合同学術集会(会長:埼玉医科大学・市岡滋さん)」が開催されました。フットケアに関するさまざまな内容の講演が行われ、今回はその中から教育講演「糖尿病治療の最前線ー足病変予防・治療

2011/2/20

【皮膚異常の看護】皮疹(ひしん)の種類と緊急性の判断

皮膚に出た異常が、実は重篤な疾患や緊急を要する疾患のサインであるケースもあります。 目に見える症状の下に隠れた部分を見逃さないようにしましょう。 皮疹の種類と特徴 まずは、これを考えよう! ■皮膚の異常を見落とさないためにも、どんなものがあるのかを知っておこ

2011/1/12