「褥瘡のアセスメント」の記事一覧
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NPUAP分類|褥瘡の重症度分類
1.「NPUAP分類」は何を判断するもの? NPUAP分類はNPUAP(米国褥瘡諮問委員会:National Pressure Ulcer Advisory Panel)が提唱する褥瘡の深達度(深さ)による分類です。 図1に示すように、ステージⅠ(消退しな
K式スケール、在宅版K式スケール(在宅版褥瘡発生リスクアセスメント・スケール)
1.K式スケール、在宅版K式スケールは何を判断するもの? K式スケールは、前段階要因と引き金要因を、Yes、Noの2択式で評価します。 「金沢大学式褥瘡発生予測尺度」とも呼ばれ、当時金沢大学医学部保健学科教授(現・東京大学大学院医学系研究科教授)の真田弘美
厚生労働省危険因子評価表
1.「厚生労働省危険因子評価表」は何を判断するもの? 厚生労働省が提示する「褥瘡対策に関する診療計画書」により定められた、褥瘡発生のリスクを判断するスケールです(図1)。 平成24年度(2012年度)の診療報酬改定から、褥瘡対策が入院基本料の算定要件に組み
褥瘡の栄養状態をアセスメントするための血液データ・観察項目は?
褥瘡の予防・治癒促進に欠かせない栄養管理。ここでは栄養状態の観察・アセスメント、栄養補助食品の選び方などをわかりやすく解説します。 関連記事 ■栄養を補う食品の適切な選び方は? ■胃瘻・経管栄養患者さんって褥瘡と関係があるの? まとめ記事 ■褥瘡とは
【褥瘡】ブレーデンスケール・OHスケールとは?リスクをアセスメント!
いざ褥瘡の患者を目の前にしたとき、経験不足から実践に迷いがあったり、ケアに自信が持てないこともあるでしょう。そこでここでは、褥瘡ケアで今さら聞けないギモンを取り上げ、解説します。 ▼褥瘡ケアについてまとめて読むならコチラ 褥瘡とは?褥瘡の看護ケア|原因と分
褥瘡予防の第一歩! リスクアセスメント・スケールの使い方
褥瘡予防は、まず発生リスクを見極めることから始まります。その際、リスクアセスメント・スケールを用いることで、観察視点を統一でき、経時的にそのリスクを観察・評価することができます。 褥瘡のまとめ記事 * 褥瘡とは?褥瘡の看護ケア|原因と分類、評価・予防・治療など
褥瘡の発生要因・メカニズムをおさらいしよう!
褥瘡ケアに欠かせない知識、「褥瘡ができるメカニズム」「褥瘡の発生要因」「褥瘡の好発部位」を解説します。 褥瘡のまとめ記事 * 褥瘡とは?褥瘡の看護ケア|原因と分類、評価・予防・治療など 褥瘡ができるメカニズム 褥瘡ができるメカニズムには、 1. 静的外力
【褥瘡の評価】DESIGN-R(デザインアール)を用いた評価のコツ
今回からは、慢性期の褥瘡の見方について解説します。DESIGN-R(デザインアール)を用いてどう評価していくのかを見ていきます。 【まとめ記事】 褥瘡とは?褥瘡の看護ケア|原因と分類、評価・予防・治療など 【関連記事】 ● ドレッシング材の特徴・選び方・使
【急性期の褥瘡】経過観察とケア
急性期と慢性期の褥瘡では、創を見るための視点がことなります。まずは、急性期の褥瘡から、アセスメントのポイントを解説していきます。 ▼褥瘡ケアについてまとめて読むならコチラ 褥瘡とは?褥瘡の看護ケア|原因と分類、評価・予防・治療など 急性期の褥瘡の経過とケア
第4回 『DESIGN』を褥瘡治療に活用する
褥瘡治療の前に褥瘡発生の原因を発見し取り除く 第4回目の今回は、前回ご紹介しました褥瘡の創評価ツール『DESIGN』を褥瘡治療に活用する方法を、『褥瘡予防管理ガイドライン(日本褥瘡学会発行)』をもとにお話ししたいと思います。 褥瘡が出来てしまうと、どうしても局所に
第3回 褥瘡の状態を評価する 褥瘡の評価表DESIGN-Rについて
褥瘡の状態評価の重要性 褥瘡をケアする際に、創の状態はどのように評価されていますか? 褥瘡の治療にあたっては、創の状態を知り、どのように取り組んでいくのかを知ることが重要です。しかし、ケアにかかわるメンバーが共通の視点で創の状態を判定しないと、同じ褥瘡に関わっているに