1. トップ
  2. 看護記事
  3. 診療科から探す
  4. 透析・腎臓内科
  5. 腎疾患
  6. 慢性腎臓病(CKD)・腎不全
  7. 3ページ目

慢性腎臓病(CKD)・腎不全

慢性腎臓病(CKD)・腎不全関連の記事の一覧です。

慢性腎臓病(CKD)は、慢性に経過するすべての腎臓病を指し、末期腎不全(ESKD)の予備軍とされます。次第に腎臓の機能低下が進み、やがて腎不全の状態になり、人工透析が必要となります。具体的には、①尿異常、画像診断、血液、病理で腎障害の存在が明らか(特に、タンパク尿の存在が重要)、②糸球体濾過量(GFR)<60mL/分/1.73m2の、いずれかあるいは両方が3カ月以上持続した場合と定義されています。高齢、CKDの家族歴、過去の尿異常や腎機能異常、腎形態異常、脂質異常症、高尿酸血症、NSAIDsの常用、急性腎不全の既往、高血圧、耐糖能異常・糖尿病、肥満・メタボリックシンドローム、膠原病、感染症、尿路結石などが発症の危険因子で、罹患すると、心筋梗塞、心不全、脳卒中の発症・死亡のリスクが高まります。

慢性腎臓病(CKD)・腎不全 記事カテゴリ

「慢性腎臓病(CKD)・腎不全」の記事一覧

12件/42件

第5回 医療面接のポイント

CKDはステージごとに進行するため、それに応じた治療やケアを行わなければなりません。 各ステージの特徴・治療を理解し、ケアのポイントを確認していきましょう。 医療面接とは? 医療面接は、初診時に医師によって行われるものですが、看護師が情報収集を行

2015/10/12

第4回 尿たんぱくとeGFRに注目する

CKDのケアには、早期発見が何よりも大切になります。 そのためには、患者さんのどんな徴候をキャッチし、どんなポイントを踏まえておけばよいのか確認しましょう。 1 自覚症状からは早期発見はできない これまでは、健康診断で尿たんぱくが陽性だったとして

2015/10/11

第3回 CKDのリスクファクターと進行と経過

腎臓にはどのような機能があり、どのような役割を果たしているのでしょうか。 ここでは、CKDを理解するのに欠かせない腎臓の解剖生理やメカニズム、CKDの経過とリスクなどの基礎知識を解説します。 主な原因 CKDは総体的な概念であることから、そこには

2015/10/10

第2回 腎臓の構造と機能

腎臓にはどのような機能があり、どのような役割を果たしているのでしょうか。 ここでは、CKDを理解するのに欠かせない腎臓の解剖生理やメカニズム、CKDの経過とリスクなどの基礎知識を解説してもらいました。 腎臓の構造 腎臓はソラマメのような形をした左

2015/10/9

第1回 変わった! 腎不全看護~CKD(慢性腎臓病)という考え方

これまで透析看護に目が向きがちだった腎不全看護の分野に、新たに導入されたCKD(慢性腎臓病)の概念。 これが、今後の看護をどのように変えていくのか、これまでとの違いやこれからすべきことについて解説します。 透析患者数とともにその予備群も増加 これ

2015/10/7

「副腎不全」への輸液療法|インアウトバランスから見る!

脱水や浮腫などの症候だけでなく、腎不全、心不全、糖尿病など、さまざな疾患の原因となるIN/OUTバランス(水分出納)。ここでは、IN/OUTバランスについて解説します。 体内ではこんなことが起きている! 副腎不全(急性副腎不全)では、電解質の異常として

2015/6/16

「腎不全」への輸液療法|インアウトバランスから見る!

脱水や浮腫などの症候だけでなく、腎不全、心不全、糖尿病など、さまざな疾患の原因となるIN/OUTバランス(水分出納)。ここでは、IN/OUTバランスについて解説します。 体内ではこんなことが起きている! 急性腎不全には、腎血流量の低下によって起こる腎前

2015/6/15

【腎不全】輸液ケアの3つの見極めポイント

腎不全の輸液ケアについて、3つの見極めポイントを紹介します。 ▼関連記事 【浮腫とは?】浮腫のメカニズムと治療・ケア 腎機能を知るための5つのポイント ポイント1 腎機能を評価する ▷BUN、Cr、糸球体ろ過量で、腎臓の機能をみる

2014/10/18

IN/OUTバランスがわかると【腎不全】がわかる!

IN/OUTバランスに関係の深い疾患の診断や治療について、輸液の側面からみていきましょう。 疾患と輸液の関係を具体的にみることによって、IN/OUTバランスについてさらに理解を深めましょう。 腎不全の病態と輸液 腎不全には、急性腎不全と慢性腎不全

2014/7/20

【腎不全】メカニズムと検査値編

臨床の現場で検査値を活用していくためには、疾患のメカニズムとのかかわりを念頭に置きながら読み取っていくことが大切です。 臓器の働きや疾患がどのようにして起こるかを確認し、検査値の動きと読み取るためのポイントを解説します。 腎不全のメカニズム 腎不全とは、原因にか

2014/4/5

第2回 資格取得を出発点に

第1回「腎不全看護における看護師の役割」はこちら>> 透析看護のパイオニア第2世代 ―看護師としての最初の職場が、総合病院の透析室だったそうですね。 「始まりが透析室だったから、終りまで腎不全看護を続けたいですね。私のライフワークです。横須賀共済病院に入

2009/6/1

第1回 腎不全看護における看護師の役割

1 CKD対策と透析医療の現在 腎不全医療は、診療科や治療の場を選ばず、多くの専門職が協働するチーム医療です。最近の傾向としてあげられるのが、透析患者さんの高齢化や糖尿病透析患者さんの増加です。 末期腎不全の治療の選択では、血液透析療法、腹膜透析療法、腎移植の3つの方

2009/5/27