「肝炎」の記事一覧
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自己免疫性肝炎の重症度分類
自己免疫性肝炎の重症度分類は何を判断するもの? 自己免疫性肝炎の重症度分類は、自己免疫性肝炎の重症度を臨床所見と臨床検査所見から評価するスケールです。 自己免疫性肝炎は中年以降の女性に発生する頻度が高く、初発症状として倦怠感、黄疸、食思不振などを認めます。適切な治療を
肝炎の分類・診断と看護ケアのポイント
肝炎とは 肝炎は、何らかの原因により肝臓に炎症が起こり、肝細胞が破壊される疾患です。初期の頃は自覚症状に乏しいケースも多く、適切な治療を行わない状態が続くと肝硬変や肝がんなどさらに重い疾患に進展していく場合があるため、早期発見、早期治療が非常に重要です。 肝炎の分類
感染症の検査の概要|B型・C型肝炎、梅毒、HIV、インフルエンザ、敗血症
感染症の検査 ここでは細菌感染症以外の、代表的な感染症検査の概要を確認しておきましょう。 ● B型肝炎ウイルス(HBV)検査 肝炎症状や肝機能障害がある場合にHBVによるものかどうかを調べる検査です。HBVの外殻にあるHBs抗原と、その抗体であるHBs抗
肝硬変の進行度・重症度はどの数値でわかる?
症状の鑑別に必要な検査値について、よくあるギモンに答えます。 Q. 肝硬変の進行度はどの数値でわかる? A. 肝臓の合成能を中心に血小板数などをチェック 肝硬変は、さまざまな慢性肝疾患の終末像です。肝細胞の壊死と炎症・再生を繰り返し、肝臓が高度に
慢性肝炎の経過観察に欠かせない検査値は?
症状の鑑別に必要な検査値について、よくあるギモンに答えます。 Q 慢性肝炎の経過観察に欠かせない検査値は? A AST、ALTの検査値に注目! 慢性肝炎の原因の90%近くは肝炎ウイルス 慢性肝炎とは、肝機能異常とウイルス感染が6カ月以上持続
【薬剤性劇症肝炎】検査値の看護への活かし方
事例 入院中の患者さん(女性、40歳)、主訴・症状は以下のとおりでした。 黄疸 全身倦怠感 検査データ[入院時] 血液一般検査 RBC(万/μl):280 Hb(g/dl):7.3 Ht(%):20 WBC(/μl):6000 棹状核
【肝炎】メカニズムと検査値編
臨床の現場で検査値を活用していくためには、疾患のメカニズムとのかかわりを念頭に置きながら読み取っていくことが大切です。臓器の働きや疾患がどのようにして起こるかを確認し、検査値の動きと読み取るためのポイントを解説します。 肝炎のメカニズム 肝炎は80%が肝炎ウイルス