「感染予防」の記事一覧
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最終回 【空気・飛沫・接触編】感染予防策の対応
これまで経路別予防策について解説してきました。最終回の今回は、接触感染予防策について解説します。 Q 接触感染予防策の対応として誤っているものはどれですか (1)感染性胃腸炎、クロストリジウムディフィシルによる感染症患者さんに対応した後は基本的に石けん
第16回【空気・飛沫・接触編】空気感染する疾患、そして予防策は?
感染経路には、空気、飛沫、接触といった種類がありますが、これらの違いを知っておくことが、正しい予防策の第一歩となります。今回は、空気感染で感染する疾患、予防策について学んでいきましょう。 Q. 空気感染する疾患はどれですか? 3つ選択してください。 (
【中心静脈カテーテル】消毒方法とドレッシング材の使い方・交換手順
中心静脈ルートにおける感染は、致死的な敗血症の原因となる場合もあり、ドレッシング材などの管理は大切です。ドレッシング材の交換とその手順について、正しい知識を学んでいきましょう。 Q 留置部位のドレッシング材交換は、定期的に行うべきですか? ※A NO
第13回【尿道留置カテーテル関連編】一番効果のある感染防止策は?
尿道カテーテルの留置は尿路感染の原因となることから、その予防策は重要です。しかし、効果のある感染防止策がわからず、じつは、根拠のない対策をしているということも……。感染リスクについて理解し、適切なケアを行いましょう。 Q. 尿道留置カテーテル関連感染防止に最
第12回【血液・体液曝露防止編】患者さんの血液や体液が曝露してしまったら?
細心の注意を払うためにも、患者さんの血液や体液の曝露にどのくらいの感染リスクがあるのかを知っておきましょう。また万が一、曝露したときにあわてないように、その対応を覚えておくことも重要です。 Q. 患者さんの血液・体液が曝露したとき感染リスクが最も高いものはど
第11回【血液・体液曝露編】手袋や安全器材で予防できる?
あなたは手袋や安全器材の効果をどのくらい知っていますか? 自分の身を守るためにも、血液・体液暴露防止対策について学んでいきましょう。 Q. 針刺しや切創時に手袋を着用していると曝露防止対策として効果があるって本当? ※A. YES 手袋を突き抜ける際
吸引する際に滅菌手袋を用いなければならない場合は?
痰の吸引を行なう上でなんとなく行なっていることを再確認しましょう。具体的なポイントを解説します。 滅菌手袋が必要となるのは挿管中の気管吸引時です。利き手に滅菌手袋を着用します。 これ以降、清潔操作は利き手で行うので、不潔となる操作は、もう一方の手で行い
現場の要望から理想的なドレッシング材の導入へ
撮影:高橋宣仁[HIGEKIKAKU] 院内感染を防ぐための基本的な対策の一つに血管内留置カテーテルの安全管理があります。現場のスタッフの声を生かした理想的なドレッシング材の誕生に力を注いだ、公立陶生病院「感染制御室」の取り組みを紹介します。 「患者さんと、病
看護師が知っておくべきMRSAに対する感染予防策
MRSA(エムアールエスエー)に感染した患者さんに対して普段行っている感染予防策に加え、何か特別なことをする必要があるのでしょうか。 感染が広がるのを防ぐためにも、必要なことはしっかりと知っておきたいものです。今回は、MRSAに感染した患者さんの環境整備や病室の清掃など
第2回 closed systemについて
第1回の『カテーテルの分類』はいかがでしたか? 知識としては必要ではあっても、カテーテルを選択するのはドクターですから、あまり興味のわかない内容であったかとも思います。 しかし、今回の内容は、ナースとして絶対に知っておきたい内容ですし、実際にその理解が現場で生かされる内