「口腔ケア」の記事一覧
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第26回 摂食嚥下障害の臨床Q&A「口腔ケア時のブクブクうがいでむせてしまうとき、どうすればよい?」
脳梗塞の既往歴がある85歳男性。食事はペースト食で10割摂取できています。歯は数本残っています。口腔ケア後にうがいをしていただいているのですが、最近になってむせるようになりました。うがいは大切だと歯科衛生士さんにいわれましたが、続けなくてはなりませんか?
第25回 摂食嚥下障害の臨床Q&A「口腔ケアを嫌がる患者さんにどう対応する?」
認知症(レビー小体型)の84歳男性、少しずつ口腔ケアを嫌がっていましたが、今は断固としてさせてくれません。しかも口腔ケアをしようとすると指を咬まれそうになります。口臭も目立ってきましたし、以前に誤嚥性肺炎もしているので口腔ケアは必要だと思います。どうしたら良いでしょう
第24回 摂食嚥下障害の臨床Q&A「口腔内が乾燥している患者さんにどう対応すればよい?」
脳梗塞後の77歳女性、口腔内の乾燥が目立ちます。服薬数も多いのですが、どれも止められるものではありません。水分摂取をすすめるもののあまり飲んでもくれません。どうしたらいいですか? 口腔乾燥とは唾液の分泌量が低下し、口腔内が乾燥している状態です。今回は口腔乾燥
第5回 周術期の口腔ケアはなぜ必要?
術前の口腔衛生状態は術後にも影響する みなさん、こんにちは。今回のテーマは、前回の続編の「外科手術の周術期管理と口腔ケア(その2)」です。その1では、「外科手術周術期におけるオーラルマネジメント」のなかで、全身麻酔周術期のオーラルマネジメントについてお話させていただ
第2回 出血傾向がある患者さんへの歯磨き
がん患者さんに起こりやすい口腔粘膜ダメージによる感染をはじめ、誤嚥性肺炎など二次感染のリスクも懸念される口腔トラブルに対して、どのような対策が必要なのかを解説します。 血液データに注意した口腔ケアを 出血があるために歯磨きをしないのは、口腔内の不衛生に
第1回 がん患者さんの口腔粘膜感染
がん患者さんに起こりやすい口腔粘膜ダメージによる感染をはじめ、誤嚥性肺炎など二次感染のリスクも懸念される口腔トラブルに対して、どのような対策が必要なのかを解説します。 ▼がん化学療法についてまとめて読むならコチラ がん化学療法とは?副作用の出現時期や症状別
合併症を予防する口腔ケア
▼酸素療法についてまとめて読むならコチラ 酸素療法とは?種類・目的・適応・看護 普段行っているさまざまなケアにも根拠があります。 その根拠を知ることは、安全に安楽に実施することにつながります。 わかったつもりだったこと、今まであまり気にしていなかったこ
第4回 どうやる? 外科手術周術期のオーラルマネジメント
手術室看護師はどこをみる? みなさん、こんにちは。今回のテーマは、「外科手術の周術期管理と口腔ケア(その1)」です。 第1回でお話したように、口腔ケアを含むオーラルマネジメントは、各チーム医療の場面で重要な役割を果たします。 「外科手術周術期にお
第3回 栄養管理と口腔ケア
みなさん、こんにちは。今回のテーマは、「栄養管理と口腔ケア」です。 第1回でお話したように、口腔ケアを含むオーラルマネジメントは、各チーム医療の場面で重要な役割を果たします。 栄養管理の場面で無縁そうでも、実は……。現在、栄養管理は、ほとんどの病院でN
第2回 チーム医療は感謝の気持ちを持とう
口腔ケアとチーム医療 みなさん、こんにちは。今回のテーマは口腔ケアとチーム医療です。 チーム医療と聞いて「仕事が増える」と連想したあなた、病院のチーム医療が正しく機能していないのでは? でも一般的には、「各病棟の○○チーム係り」になってしまうと、新し
第1回 口腔ケアってなに?
口腔ケアに関するあれこれを話していきます みなさん、はじめまして。 本日からわたくしの口腔ケアに関するつぶやきやエピソードをお聞きいただく事になりました!よろしくお願いいたしますね。 口腔外科(歯科)医というと、キーンという歯科治療を歯科衛生士さ
化学療法時の口腔トラブルの予防と対処の3つのポイント
抗がん剤の副作用として多いのは、「口内炎」と「口腔乾燥」。完全に予防することは困難ですが、口腔内を清潔に保つことによって、発生時期を遅らせたり、症状を軽くしたりすることが可能です。 【抗がん剤の副作用ケアまとめ記事】 *【抗がん剤の副作用】がん化学療法とは?
小児の口腔ケアのコツ
動いたり泣いたりする小児のケアのコツ 小児には、遊びの要素を取り入れて、一緒に楽しくケアするのがコツです。 児との信頼関係を築く努力が必要 小児がんの患児の場合、粘膜が傷つきやすく、免疫が低下して菌が繁殖しやすく、出血しやすいので、口腔ケアを行う際には注意が必要です
安心安全!小さな歯ブラシで出血させない口腔ケア
出血傾向の患者さんにはこう対処する 出血傾向がある場合、全身的なものか、局所的なものかをまず鑑別することが大切です。 原因が全身的なもの ■〔原 因〕 主な原因疾患は、血管異常、血小板異常、凝固因子の異常などです。カルテで疾患と処方薬、血液データ(白血球数、血
無理な口腔ケアは逆効果! 口が開かない患者さんの対処法
口腔ケアが難しい患者さんへの対応のキホン 口が開かない患者さんに対しては、まずマッサージなどで口の周囲の筋肉をやわらげてから、声かけをして開口を促します。こうして口の中を目視し、必ず原因を確かめてから対応します。K-ポイントを刺激すれば、たいがいの口は開くのですが、開口