南雲秀子
記事数:33
湘南厚木病院 看護師長/米国呼吸療法士(RRT) / 保健医療学修士(MHSc) 日本呼吸ケアネットワーク 理事
記事数:33
湘南厚木病院 看護師長/米国呼吸療法士(RRT) / 保健医療学修士(MHSc) 日本呼吸ケアネットワーク 理事
15件/33件
気管切開チューブを使用する状況は、①気管切開術の直後、②陽圧人工呼吸が必要な場合、③陽圧人工呼吸が必要でない場合に分けられます。それぞれの状況で、どの気管切開チューブを使用するとよいか解説していきます。 ▼気管切開についてまとめて読むならコチラ 気管切開と
▼気管切開についてまとめて読むならコチラ 気管切開とは? 気管切開の看護 喀痰のトラブル(乾燥した喀痰) どうして起こる? 肺胞において効率のよいガス交換を行うためには、相対湿度100%の吸気であることが重要です。ヒトの自然の気道は鼻腔から咽
吸引を行う前に、その患者さんに吸引が必要かどうかを評価することが大切です。今回は、気管切開患者さんの吸引の必要性をどう評価していくかを解説します。 ▼気管切開についてまとめて読むならコチラ 気管切開とは? 気管切開の看護 吸引の必要性はどう評
▼気管切開についてまとめて読むならコチラ 気管切開とは? 気管切開の看護 原因別に対応策を考える! 喀痰が多くて困ったという質問をよく受けます。まずはその状況から考えてみましょう。痰が多いのは気管の中ですか?気管切開チューブのカフ上部ですか?それと
▼気管切開についてまとめて読むならコチラ 気管切開とは? 気管切開の看護 カフが誤嚥防止に役立つわけ 嚥下する際に、喉頭部で気管の入り口を閉鎖できないために、食物や飲み物が気管に流れ込んでしまうことを誤嚥といいます。経口挿管の場合には喉頭を
▼気管切開についてまとめて読むならコチラ 気管切開とは? 気管切開の看護 喉頭部分が正常に働けば食事はできる 経口挿管の場合には、喉頭の部分にチューブが通っており、食物が気管に流れ込んで(誤嚥して)しまうため食事はできません。しかし、気管切開で
いまさら聞けない呼吸器検査の基本を解説します。今回は「肺機能検査」です。 肺機能検査とは、呼吸機能検査ともいい、呼気や吸気の量、スピードなどを調べるものです。 ゆっくり吸ったり吐いたりして調べた値と、急いで吸ったり吐いたりして調べた値を比較して、肺障害
▼血液ガスについてまとめて読むならコチラ 血液ガス分析とは?基準値や読み方について アシドーシス・アルカローシスの基礎知識 pHの値は、PaCO2とHCO3-とのバランスによって上下し、下記4つに分類されます。 ● 呼吸性アシドーシ
pHは体の恒常性を判断するのに欠かせない指標です。pHはPaCO2とHCO3-によって調整されています。このPaCO2は換気により調節され、HCO3-は、腎臓により調節されます。今回からは密接にかかわっているpH、PaCO2、HCO3-をどう評価していけばよいのかを解説し
患者さんの酸素化を評価する際には、PaO2とSaO2の数値を用いてアセスメントしていきます。何がポイントになるのかをつかんでおきましょう。 【酸素療法まとめ記事】 * 酸素療法とは?種類・目的・適応・看護 【血液ガスまとめ記事】 * 血液ガス分析とは?
▼血液ガスについてまとめて読むならコチラ 血液ガス分析とは?基準値や読み方について いまさら聞けない血液ガスに関する基礎知識。今回は、CaO2の見方、二酸化炭素の血中からの放出について、アシドーシスとアシデミアの違いについて解説します。 CaO2の
みんなが苦手とする血液ガス分析。この連載では、Q&A方式でわかりやすく解説します。今回は「酸素化の評価のポイント」について取り上げます。 3つの要素からアセスメントする 酸素化を評価するときは、PaO2の値の目標をどこにおくかが重要になります。
▼血液ガスについてまとめて読むならコチラ 血液ガス分析とは?基準値や読み方について みんなが苦手とする血液ガス分析。この連載では、Q&A方式でわかりやすく解説します。今回は「酸素分圧」について取り上げます。 Q2. 酸素分圧って何で
みんなが苦手とする血液ガス分析。血液ガス分析とは、血液中の酸素や二酸化炭素の分圧、pHを測定する検査です。 これらの結果からHCO3-やSaO2などを計算式で導き出したものが、データとして出てきます。そのほか、BEやアニオンギャップなどもわかりますが、この連載では呼吸に関
術後酸素吸入の指示が出ているが、患者さんが「マスクをつけるとよけい気持ちが悪くなる」と言って酸素吸入を拒否されて困ったという経験はありませんか。 こういう状況のときにはどうすればいいのかを考えていきます。 麻酔覚醒後の悪心や嘔吐は比較的よく見かける症状です。そ