HealthDay News編集部
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魚は「脳に良い食品」として知られているが、実際にその通りである可能性の高いことが、中年の男女を対象にした新たな研究で示唆された。この研究では、オメガ3脂肪酸の血中濃度が高い中年の人では、特定領域の思考力の検査結果が優れていることが確認された。また、認知症を発症した高齢者では
小児期に継続的に受動喫煙にさらされることが、男児の肥満のリスクを高めることを示唆するデータが報告された。ただし、保護者が禁煙するなどにより状況が改善すると、肥満リスクは低下する可能性があるという。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科国際健康推進医学分野の藤原武男氏らの研究
歩数計を身に着けている人は、たとえ特定の目標や動機がなくても、また自分で歩数を確認できない状況であっても、身に着けていない人に比べて1日の歩数が増えることが、新たな研究で明らかにされた。米ブリガムヤング大学教授のWilliam Tayler氏らが実施したこの研究の詳細は、「
日本人では内臓脂肪が多いほどインフルエンザに罹患しやすいことを示唆するデータが報告された。木下佳大氏〔弘前大学大学院医学系研究科社会医学講座、花王(株)〕、大里直樹氏(花王)、井原一成氏(弘前大学大学院医学系研究科社会医学講座)らの研究の結果であり、「PLOS ONE」に7
肥満や過体重でない2型糖尿病患者であっても、約10%の減量によって7割の人は糖尿病が寛解するという研究結果が報告された。研究者らは、「誰もが糖尿病が発症または寛解する“脂肪蓄積閾値”を持っていて、その値は個人個人で異なるのではないか」と語っている。この研究は、英ニューキャッ
世界保健機関(WHO)はこのほどガイドラインを更新し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療薬として、中和抗体薬のソトロビマブ(商品名ゼビュディ)およびカシリビマブ/イムデビマブ(商品名ロナプリーブ)を使用しないことを強く推奨した。このガイドラインは、「The
がんや心血管疾患などによる死亡リスクを下げる簡単な方法、それはウォーキングかもしれない。1日最大1万歩までは2,000歩多いごとに、それらのリスクが8~11%の割合で低下するという関連があるという。南デンマーク大学のBorja del Pozo Cruz氏らの研究の結果であ
非高齢者の主観的な歩行速度が、心不全発症や心血管疾患の初回イベントのリスク判定に有用とする研究結果が報告された。同世代の他者よりも歩行速度が速いと感じている人は、交絡因子を調整後にも有意にリスクが低いという。東京大学医学部附属病院循環器内科の金子英弘氏らの研究によるもので、
単回の中強度運動は腎血流量や腎機能に影響を及ぼさないことを示すデータが報告された。福岡大学スポーツ科学部の川上翔太郎氏らの研究によるもので、詳細は「Physiological Reports」に8月4日掲載された。 運動による代謝性疾患や心血管疾患な
過去数十年にわたって多くの研究者たちが、血圧を下げるための新たな治療法の開発に努力してきた。しかし、運動は依然として高血圧治療の最善の方法の一つだ。米国スポーツ医学会のガイドラインによると、低~中強度の運動は高強度運動と同じくらい、またはそれ以上に高血圧患者の血圧を下げる可
降圧薬を服用している高齢者は転倒して股関節や頭部を骨折する可能性が高いとの報告が、「JAMA Internal Medicine」オンライン版に2月24日掲載された。米エール大学内科・公衆衛生学教授のMary Tinetti氏らによる研究。 降圧薬の副作用にはめまいや平