
やさしく学ぶ 大腸がん経口抗がん剤の副作用マネジメント
記事数:12
"連載「やさしく学ぶ 大腸がん経口抗がん剤の副作用マネジメント」の記事一覧です"
記事数:12
"連載「やさしく学ぶ 大腸がん経口抗がん剤の副作用マネジメント」の記事一覧です"
12件/12件
下痢、食欲減退・疲労、発声障害などの症状は、スチバーガ®でよくみられる副作用ですので、対処法も含めてきちんと患者さんに指導しておくことが大切です。最終回の今回は、これらの副作用の患者さんへの指導のポイントを確認しましょう。 下痢 下痢はスチバー
スチバーガ®の副作用として高血圧があらわれることがあり、日本人で発現頻度が高いと報告されています。第11回ではスチバーガ®の副作用としての高血圧の特徴、発現時期、対処法などについて概説します。 高血圧は放置しておくと重症化する恐れがあります 高
発疹はスチバーガ®でよくみられる副作用の1つですが、多くの場合症状は軽く一過性です。まれに多形紅斑などの重篤な皮膚障害があらわれることがあり、発疹との鑑別が必要になります。第10回では、スチバーガ®による発疹の特徴や予防法、重篤な皮膚障害の症状について概説します。
間質性肺疾患は、抗がん剤をはじめとする広範な医薬品で起こり得る副作用です。スチバーガ®でも頻度は高くありませんが起こることがあり、重篤化すると生命を脅かす可能性もあるため注意が必要です。第9回では間質性肺疾患の症状や対応について学びましょう。 間質性肺疾患とは、
スチバーガ®の副作用の1つに肝機能障害があります。頻度は高くないものの、肝機能障害は重篤化すると死亡に至ることもあるので注意が必要です。第8回では、肝機能障害の症状や発現時期と頻度、対処法を学びましょう。 肝機能障害は重篤化する場合もあるため、定期的な検査が必要です
第5~6回では、手足症候群の症状やセルフケアの指導法について紹介してきました。手足症候群は症状が発現したとしても、適切に対処することによって、スチバーガ®の治療を継続することができます。第7回では、手足症候群が生じたときに医療者が行う対処法についてご紹介します。 手
手足症候群は命にかかわる症状ではないものの、重症化すると日常生活に制限が生じたり、治療中止になる可能性があるため、患者さんは身体的にも精神的にもつらい思いをすることになります。手足症候群の重症化を防ぐためには、患者さん自身の手足症候群への理解とセルフケアのための情報提
手足症候群は、手のひらや足の裏に生じる皮膚病変で、スチバーガ®を含むさまざまな抗がん剤でみられる副作用です。重症化するとQOLが著しく低下し、治療継続がむずかしくなるため、治療前から予防法の指導を行い、症状発現時には早期に適切な対処を行うことが求められます。第5回では手足
患者さんが経口抗がん剤による治療を安全・確実に続けるためには、まずは看護師が副作用をきちんと理解する必要があります。第4回では、スチバーガ®を中心に、大腸がんで使用される経口抗がん剤の副作用について概説します。 経口抗がん剤の副作用は薬剤によって異なります 経口抗
経口抗がん剤は、患者さんにとって利便性の高い剤形ですが、医療従事者の管理が行き届かないところで問題が起こってしまうリスクもあります。このような危険を減らし、患者さんに経口抗がん剤を長く安全に服用してもらうために、第3回では、経口抗がん剤の特徴と服薬指導のポイントをご紹介し
抗がん剤の副作用マネジメントをする上で、患者さんがどのような目的で治療を受けているのかを把握しておくことはとても大切です。第2回では、大腸がんの治療法、特に化学療法について概説します。 大腸がんの治療法はステージによって決まります 大腸がんの治療法は、主に進行
抗がん剤の進歩や副作用対策の充実に伴い、がん患者さんは通常の生活を送りながら外来通院で治療を受けることができるようになってきました。 このシリーズでは、近年、増加傾向にある大腸がんを取り上げ、外来での対応が特に重要な経口抗がん剤の副作用マネジメントのポイントについて
*2019年3月11日改訂 *2017年7月18日改訂 *2021年8月9日改訂 発熱、喘息、肺炎……etc.多くの患者さんが装着しているパルスオキシメータ。 その測定値である...
皆さんご存知の通り、点滴指示書には様々な書き方があります。 よくあるパターン ●流速が書かれている (例)「○○輸液500ml 60ml/h」 ●1日の総量が書かれている (例)...
心室期外収縮(PVC・VPC)の心電図の特徴と主な症状・治療などについて解説します。 この記事では、解説の際PVCで統一いたします。 【関連記事】 * 心電図で使う略語・...
ここでは一般的な看護記録を解説しています。また、看護診断名にNANDA-I看護診断を使用しています。実際の記録は院内の記録規定に従いましょう。 【関連記事】 *看護計画の「観察項目...
血液ガス分析とは?血液ガスの主な基準値 血液ガス分析とは、血中に溶けている気体(酸素や二酸化炭素など)の量を調べる検査です。主に、PaO2、SaO2、PaCO2、HCO3-、pH, ...
*2020年4月16日改訂 関連記事 * おむつ交換のたびに陰部洗浄は必要? * 膀胱留置カテーテル 陰部洗浄・挿入・固定のコツ * 在宅療養におけるオムツ使用と陰部洗浄について知...
高齢の転倒転落リスクに関する看護計画 加齢に伴い筋力や平衡感覚などの身体機能が低下することに加えて、疾患やそれに対する治療、使用する薬剤の副作用、入院環境などさまざまな要因で転倒や転落しやすくな...
*2020年4月30日改訂 心不全とは 生活習慣病やさまざまな基礎疾患、加齢などが原因となり、心機能、特に多いのは左心室のポンプ機能が低下することで起こります。心臓のポンプ機能の代償...
患者さんが問題なく手術を受け、スムーズに回復していくためには、周手術期をトラブルなく過ごせるよう介入しなければなりません。 術前の検査 術前は、手術のための検査と、手術を受ける準備を...
*2019年3月13日改訂 *2020年4月15日改訂 *2022年4月28日改訂 バイタルサインとは バイタルサインとは「生命徴候」のことで、「脈拍」「呼吸」「体温」「血圧」「...