【看護師のマナー】第34回 ちょっと困った(わがままな)患者さんと接するときは?
- 公開日: 2016/1/11
- 更新日: 2021/1/6
新人ナースのための社会人マナーブック。今回は「ちょっと困った患者さんと接するとき」についてお話します。
▼看護師のコミュニケーションとマナーについて、まとめて読むならコチラ
看護師のコミュニケーションとマナー
患者さんのつらい気持ちを理解する
人間の行動には、何らかの理由があります。他者が困ったと思う行動にも、本人にすれば何か理由があるわけです。特に患者さんというのは、病気のために苦痛や不快感、予後に対する不安を抱えています。そういったことが、いらだちや怒りとなって、ナースに向けられる場合もしばしばあります。「困ったな」と思う気持ちはわかりますが、相手は病気であるという状況を考えて、対応することが大切です。
患者さんの訴えをよく聞いて、受け入れる気持ちで接しましょう。もしかすると、その困った言動は、原因があって、それに気づいてほしいというサインなのかもしれません。そういったことにも気を配ることができてこそ、プロのナースといえるのです。
では、その患者さんにきちんと納得してもらうには、どんなふうに接したらよいのでしょうか?
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