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【連載】実践!エンゼルケア

第7回 エンゼルメイクの目的③「体温低下」と「死後硬直」

  • 公開日: 2016/1/27
  • 更新日: 2021/1/6

患者さんがご臨終を迎え、本人の人格やその尊厳を失わないよう、ご遺体がケアする人の手を離れるまでケアを行なう「エンゼルケア(逝去時ケア)」。本連載ではそのエンゼルケアの実践法を解説します。


▼エンゼルケアについて、まとめて読むならコチラ
エンゼルケア(逝去時ケア)とは?目的・手順など


 第6回でお話した「腐敗」のほかに起こる死後変化として「体温低下」と「死後硬直」があります。

死後の身体変化「体温低下」について

 体内循環のなくなったご遺体は、体温が保てなくなります。温度環境に影響をうけながら体温低下が進行していきます。全身が同時に低下するのではなく、外気にふれている顔の表面や手足は早く体温低下していきます。

 前回で解説した、腐敗進行の中心部分は腹部・胸部です。その体幹部分には、手足を温めても循環がないことで熱が伝わりにくいため、腐敗の助長につながりませんから手浴・足浴(お湯につける)することをおすすめします。看取りの場面を意識して、ご家族が行えるようにサポートするのもよいでしょう。

死後の身体変化「死後硬直」について

 死後1時間~3時間、早い方は1時間位から筋の硬直がはじまり進行します。進行速度や度合いに個人差あり、急死した方、若い方などは“早く・強い”硬直傾向があります。

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